えぇトコ

2021年03月03日 (水)

春よ来い!彩りあふれる宝島 ~兵庫 南あわじ~

関西のさまざまな場所をめぐってきた「えぇトコ」。今回は兵庫県・淡路島の最南端「南あわじ市」。瀬戸内海の温暖な気候のもと、豊かな漁場と平野で四季折々の風景や食材を満喫できる場所です。一番の魅力を発揮する季節「春」を体感しながら、南あわじ市の風土や風物を探しました。

◆2015年4月3日放送「彩りあふれる春の恵み ~兵庫・南あわじ~」を再構成したものです。

 <旅人>八代亜紀さん&金子貴俊さん

①うずしお

saizueetoko_210303uzusio.png太平洋と瀬戸内海の干満の差が巨大な渦をつくる、鳴門の「うずしお」。その潮の差が1年で1番大きくなる季節が、春。時には直径20m以上にもなるという、世界でも珍しい奇跡の景観に魅せられました。

 


②福良漁港・ウニ

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南あわじの港町・福良(ふくら)。この時期は、鳴門海峡の激しい潮にもまれた、おいしくて色鮮やかな春の魚が水揚げされます。地元の魚屋が「日本一!」と言うウニを、港の寿司屋でいただきました。栄養豊かな海でとれたウニは鮮度も味も抜群。何もつけずそのまま食べても甘くて濃厚なウニは、口に入れた途端にとけてなくなるほどの繊細さ。さすが“日本一”と自慢するだけのことはあると実感しました。

【番組で紹介した「ウニ」が食べられる場所】

寿司 一作

住所:兵庫県南あわじ市福良乙1652-2

電話:0799-52-2690

定休日:月曜日 ※祝日は営業

 


③そうめん

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江戸時代から続く手延べそうめんの産地でもある福良。ほとんどの製麺所は家族だけで営んでいます。家族の愛と協力でつくる手延べそうめん。手間のかかるそうめんづくりを手伝い、旬のエビでダシをとった「にゅうめん」をいただきました。

 


④極早生タマネギ

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夏に収穫されるイメージが強いタマネギですが、春に旬を迎えるものがあります。それが「極早生(ごくわせ)」。その極早生タマネギを育てている夫婦に出会いました。水分が多いため傷みやすく保存がききにくいという極早生は、ほとんどが地元で消費される幻のタマネギ。生でかじると甘いという驚きの味と、丹精込めてタマネギを育てる夫婦の愛情に感銘を受けました。

                                                 


⑤鬼瓦

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瓦は淡路島で400年前からつくられてきた伝統産業。中でも家を守る魔除けとして屋根に飾られる「鬼瓦」を専門に彫る職人が、「鬼師(おにし)」。その職人のもとを訪ねました。南あわじでも数少ない存在という鬼師の仕事ぶりを拝見し、旅人も鬼面づくりを体験。春の青空に光るいぶし銀、鬼瓦に込めたこだわりと魂に触れました。

 


⑥沼島・桜鯛

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最後にやってきたのは、淡路島の南に浮かぶ沼島(ぬしま)。日本列島で最初にできたと神話にある「国生み」の島とも言い伝えられています。「漁師の島」とも呼ばれるそんな沼島で、この道35年のベテラン漁師に連れられ、桜鯛漁へ。1年で一番おいしい春の桜鯛と対面。さらに沼島漁師一番のオススメという「桜鯛茶漬け」もいただき、旬の美味に舌鼓を打ちました。

【番組で紹介した「桜鯛料理」が食べられる場所】

海鮮漁師料理 水軍

住所:兵庫県南あわじ市沼島2402

電話:0799-57-0338

営業時間:ランチ/11:30~14:00(L.O.14:00)  ディナー/18:00~21:00(L.O.21:00) ※土曜日以外予約制 

定休日:水曜日 ※不定休あり

 

   

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次回の放送もお楽しみに!!

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