①吉野杉

奈良県吉野町。ここで間伐や枝打ちなどを行うことで森を守り、まっすぐ大きな木を育てる「山行き」に出会いました。先祖代々、何百年もかけて育てていく吉野杉。89歳にして現役という山行きは、立派な木を残すためには他の木は伐採しないといけないと言います。そんな丁寧につくられてきた吉野杉を使って品物をつくる製材所を訪ねました。吉野で生まれ育ち、吉野杉をこよなく愛し、製材所を切り盛りする達人。工房には、吉野杉の魅力が詰まった品々が。どの品物からも達人の吉野杉への愛情があふれ出ていました。　

【番組で紹介した場所】

坪岡林業

住所：奈良県吉野郡吉野町橋屋1

電話：0746-52-0118

営業時間：９:00～18:00　定休日：土曜日・日曜日・祝日

◆2020年9月9日放送「笑顔が満ちる！太子の楽園～大阪 太子町&河南町～」より

②卵

大阪府河南町。見晴らしのいい景色が広がる山の上で、カボチャを育てている達人に出会いました。実はこのカボチャ、人間が食べるのではなく、ニワトリのエサ用に育てているのだとか。カボチャをはじめ、鳴門のワカメ、香川県のしょうゆのしぼりかすや、おからなど、10種類以上の食材を混ぜたこだわりのエサで元気に育ったニワトリの卵の味に、旅人は大興奮。感動の味を生む山の上の卵は、幸せを運んでくれる最高の美味でした。

【番組で紹介した「卵」について】

タナカファーム

住所：大阪府南河内郡河南町上河内110

電話：0721-93-4105

卵は、下記の道の駅で購入できます。

①道の駅 奥河内くろまろの郷　②道の駅 しらとりの郷・羽曳野　③道の駅 ちはやあかさか

③沢ワサビ

奈良県野迫川村で、林業を営む達人と出会いました。林業のかたわら栽培していたのが「沢ワサビ」。深い森の中で育つ沢ワサビは深く大きな森の宝物。この村ならではの食べ方を教えていただきました。ごはんの上にかつお節をまぶし、すりおろした「沢ワサビ」をのせただけ、ワサビが主役の「沢ワサビ丼」です。清流のほとりで大自然を満喫しながら味わう山の幸。旅人も初体験のおいしさにビックリしました！

◆2020年12月9日放送「愛いっぱい！山の天下逸品 ～兵庫 豊岡市～」より

＜旅人＞関根勤さん&西村知美さん

④天然ナメコ

兵庫県豊岡市、神鍋高原の近くで森の達人と出会いました。神鍋の森には、天然のナメコが育つのだそう。達人と一緒に天然ナメコを探しに山へ入り、キノコのエキスがダシにとけ出したナメコだけの鍋をいただきました。

【番組で紹介した料理が食べられるペンション】

ペンシオーネキタムラ

住所：兵庫県豊岡市日高町太田159-10

電話：0796-45-0330

※料理は宿泊者のみの提供となります。（宿泊以外の方は食べられません。）
※事前予約が必要
※メニューは変更する場合がありますので、ご了承ください。

最後は滋賀県。山すそに古い民家が建ち並ぶ小谷（おおたに）の里で出会ったのは、クマを仕留める猟師。深い山がクマをはじめ、たくさんの生き物を育んでいました。仲間と過ごすためにつくったという自慢の部屋で、クマの肉を使った料理をごちそうになりました。肉のうま味が鍋いっぱいに溶け出したクマ鍋、猟師ならではの冬のごちそうです。