えぇトコ

2019年12月04日 (水)

森の京都へおこしやす ~京都・綾部~

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今回の旅の舞台は京都府綾部市。ここに暮らす人々は口をそろえて「毎日が楽しくて仕方がない」と言います。

それは豊かな恵みを与えてくれる森があるから。山から湧き出す水や肥沃な大地が生み出す宝、みんな森がくれたもの。そんな“森の京都”の奥深くに分け入ります。

旅人:金子貴俊さん & 山村紅葉さん

                                        

旅した場所♪

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①栃餅

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綾部の山をどんどん分け入った先に現れる古屋の里。ここにはなんと、平均年齢93歳のおばあちゃん3人が暮らしています。おばあちゃんたちの日課は、森でとれた栃の実から栃餅をつくること。その昔、栃神様から教わったというつくり方でこしらえています。

手間がかかる栃餅を旅人のために、ぜんざいやみそ汁に入れてごちそうしてくれました。栃の実の苦みがほのかに残る、とても素朴で懐かしい味わいです。昔から保存食として、冬の暮らしを支えてきたという栃餅。そんな栃餅を毎日つくり続けることが、生きがいであり元気の源だと言います。

90歳を超えて、なお忙しく3人だけで暮らしを続けているのは、森が与えてくれた栃のおかげです。

                                                                       

②卵

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綾部の山々をおりたところに広がる八津合の里。豊かな田園風景が広がる中で、綾部きっての養鶏家の峰地さんに出会いました。自然に囲まれた里で、およそ2000羽のニワトリを育てています。

卵の味を良くするために、山の湧き水を直接引き込み、ニワトリに与えています。エサにも環境にもこだわり抜いた卵をいただきました。

毎日ニワトリを世話することが楽しくて仕方がないという峰地さん。ニワトリのことだけを考え、働き続ける峰地さんに、綾部の森のすばらしさ、命の大切さを教えたのは父親でした。父から教わったことをいつか自分の子供と分かち合うのが峰地さんの夢です。

【番組で紹介した「卵」を購入できる場所】

京都高島屋 地下1階生鮮売り場

住所:〒600-8520 京都市下京区四条通河原町西入真町52

電話:075-221-8811

営業時間:10:00~20:00  定休日:不定休

   

③ハチミツ・キノコ

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綾部の森のふもとで出会ったのは、二ホンミツバチのハチミツを採蜜中の養蜂家、志賀さん。

とれたてのハチミツはさわやかな甘さが広がり、舌がとろけるほどのおいしさです。さらに、志賀さんが自らとったキノコがふんだんに入ったキノコ鍋や、マツタケをぜいたくに炊き込んだごはんまで!口に含んだ瞬間、キノコの香りと風味が口いっぱいに広がります。

定年した後の人生を謳歌(おうか)し、森が遊び場だと笑顔で語る志賀さん。おいしいものをつくって食べて楽しませてくれる、故郷の森です。

                                        

④黒谷和紙

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続いてやって来たのは、清流が集落を貫く黒谷の里。この地では800年の伝統を誇る、黒谷和紙がつくられています。

山がちな里では、米がほとんど作れなかったため、生活の糧としてはじまったのが黒谷の和紙づくり。この地で生まれ育った山城さんにそんな黒谷和紙のつくり方を教えてもらいました。和紙の原料となるこうぞの皮を川の水でもみほぐし、乾かして煮ます。完成までにはおよそ1か月かかると言います。真骨頂はもちろん「紙すき」。手作業でまんべんなく繊維をのせていき、注文通りの大きさ、厚みにそろえていきます。

黒谷和紙の伝統を受け継ぐ山城さんは、使う人が喜ぶ紙をつくり上げるのが、生きがいだと言います。歴史が積もる和紙の里には、清き水のせせらぎが静かに響き渡っています。

【4-A 番組で紹介した「黒谷和紙」を購入できる店】

黒谷和紙会館

住所:〒623-0108 京都府綾部市黒谷町東谷3

電話:0773-44-0213(黒谷和紙共同組合)

営業時間:9:00~16:30

定休日:土日祝/GW/お盆/年末年始

                               

【4-B 番組で紹介した「黒谷和紙」を購入できる店】

黒谷和紙工芸の里

住所:629-1242 京都府綾部市十倉名畑町欠戸31

電話:0773-45-1056

営業時間:9:00~16:30(入館受付は16:00まで)※体験の受付は15:30まで

定休日:平日/12月末~3月末は冬期休暇

 

⑤自然薯

eetoko_191204zinennzyo.jpg山に囲まれた里がいくつもある綾部。そんな一つ、市志はわずか9世帯が暮らす集落です。そこで出会った農家の阪田さん、自然薯を掘っている最中でした。旅人2人も掘らせてもらうことに。1メートルを超える立派な自然薯も、綾部の森からの贈り物です。掘った自然薯をとろろにし、これも阪田さんの畑でとれた「むかご」の炊き込みご飯にのせていただきました。

おいしい実りをくれる森のすばらしさを、都会の人にも知ってもらおうと、農家民宿を営み、ツリーハウスをつくっているという阪田さん。いくつになっても満ち足りた暮らしができるのは、森のおかげだといいます。

                                                                                     

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次回の放送もお楽しみに!

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