えぇトコ

2019年04月05日 (金)

達人が教える秘密の嵐山 ~京都・嵐山~

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今回の旅の舞台は、桜の名所として観光客が多く訪れる京都を代表する景勝地、嵐山。旅人は昔から大の仲良しの泉ピン子さんと南果歩さんです。まだまだ知らない穴場を追い求めて旅に出ます。ステキな場所を教えてくださるのは、「京都を知り尽くす達人たち」。達人だからこそ知る秘密の春の楽しみ方、心ときめく優雅な嵐山旅のはじまりです。

旅人:南果歩さん & 泉ピン子さん

                                          

旅した場所♪

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 ①京料理

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嵐山で最高のロケーションを楽しんでもらえるようにと達人が案内してくれたのは屋形船。旬の食材を使った彩り豊かな極上の京料理を屋形船の中でいただくことに。目でも舌でも味わえる老舗の工夫が詰まった料理に旅人も夢中! 船の中から見える桜の景色は、自然にできたわけではありません。毎年地元の子どもたちと桜の植樹を行っているそうです。嵐山に来てくれるお客さんに楽しんでもらえるよう、代々絶やすことなく守り継がれています。伝統の大切さや誇りを忘れずに暮らす達人に出会いました。

【番組で紹介した「京料理」お店】

熊彦

住所:〒616-8385 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町5-1

電話:075-861-0004

 

                               

②人力車

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続いて達人が、旅人をもっと満足させようと教えてくれたのは「人力車」。観光地を巡る足として人々に愛され続けています。人力車初体験の旅人は、少し高い目線からの景色に大興奮!そんな人力車を引くのは、町の隅々まで知り尽くした22年のベテラン車夫です。とっておきの場所、「竹林の小径」へと案内してもらいました。神聖で見応えのある景色と心地良い風に酔いしれることができる、人力車に乗った人だけの特別な体験を楽しみました。

【番組で紹介した「人力車」】

えびす屋総本店

住所:〒616-8385 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-24

電話:075-864-4444

                                          

 

③むしやしない

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続いては、鳥居本にやってきました。この地を愛し、みんなのまとめ役でもある達人が連れて行ってくれたのが、8000体ものお地蔵様が祀られている「あだし野念仏寺」。この辺りは昔、化野(あだしの)と呼ばれる風葬の地。散在していた無縁仏を掘り出し、地元の方がなんとかして祀ろうと持ってきた場所が念仏寺です。無数の祈りが築き上げた嵯峨野にしかない風景に出会いました。

さらに案内してくれたのは、古くから火の神様として崇められてきた愛宕神社の一の鳥居のそばで参拝者を癒してきた老舗茶屋。ここで達人がどうしても食べてほしいとすすめてくれたのが“むしやしない”。むしやしないとは、京都では腹の虫を抑える程度の軽い食事のこと。火鉢で焼いた自家製のお餅や聖護院大根を煮込んだ大根炊き、「志んこ」と呼ばれる名物団子をいただきました。

3-A【番組で紹介したお寺】

あだし野念仏寺

住所:〒616-8436 京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17

電話:075-861-2221  拝観時間:9:00~16:30

※竹林の小径は7月中旬まで閉鎖しています

                                                                     

3-B【番組で紹介した茶店】

平野屋

住所:〒616-8437 京都市右京区嵯峨鳥居本仙翁町16

電話:075-861-0359  営業時間:9:00~18:00

                                                                     

④タケノコ

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最後にやってきたのは、見渡す限り田畑が広がる嵯峨野です。畑仕事をするご夫婦に出会い、今年初めてというタケノコ掘りに連れて行ってくれました。嵯峨野は、家ごとにタケノコ用の竹林があり、土を耕し肥料をやり、日当たりをよくするために大きな竹は切るといった作業を1年がかりで行います。手間と愛情を注ぐことで、新鮮でより美味しいタケノコが育つのだそう。そんなタケノコ掘りにピン子さん、果歩さんも挑戦!かなりの重労働ですが苦戦の末、見事なタケノコを掘り起こします。その後、ご自宅に招いていただき、タケノコご飯や若竹煮などをごちそうになり、香り豊かな春の出会いの味に包まれました。

 

 

担当日記

なんと人の多いことか!今回久しぶりに嵐山を訪れた時にまず思ったことです。日本人はもとより、インバンウンドで訪れる外国人観光客の増加も手伝って、渡月橋から天龍寺、さらに竹林の辺りは芋の子を洗うような状態で、歩くことすらままなりません。しかしよく見てみるとその多くはツアーの団体客、案内されるままに定番の名所を巡っているだけのようでした。観光客があまり知らない場所や楽しみ方を見つけて紹介するのが「えぇトコ」の信条、今回地元を知り尽くした嵐山の達人に案内をお願いしたのは、そういう思いからです。

嵐山は、観光コースから一歩外れると実は、喧騒とは無縁の住宅や田畑の町です。昔の町割りが残っているおかげで、道が迷路のように複雑でおまけに狭く、よそから来た人はまず迷ってしまいます。しかし、だからこそ心に残る旅ができる、ということを嵐山の達人は泉ピン子さんと南果歩さんに教えてくださいました。

人がいない竹林で感じる風が奏でる音。山を鏡のように映す絶景を独り占めできる広沢池。まだ地中に眠るタケノコを掘り起こす楽しみ、その甘さ。平安時代に貴族がこぞってこの地に別荘を建てた魅力が理解できた気がしました。それは、雑踏にもまれながら駆け足で過ぎ去るだけでは決してわからないことです。もしも嵐山に行かれることがあるなら、嵐電の駅から、桂川沿いの駐車場から、どうぞ10分好きな方向へ歩いてみてください。そこから、本当に素敵なあなただけの旅が始まります。

担当:吉村

 

                                    

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次回の放送は4月12日(金)夜8:00~です。お楽しみに!!

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