えぇトコ

2017年08月05日 (土)

湖国の夏!味めぐり 人めぐり ~滋賀 野洲・湖南~

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今回は夏の滋賀県、野洲と湖南を旅します。
鈴鹿山脈に端を発し、琵琶湖へと流れる野洲川が作り上げた緑あふれる湖国。夏本番、はちきれんばかりの恵みにあふれています!ベテラン漁師こだわりの味!笑顔あふれる大家族の珠玉のナス!元気母ちゃんのごぼう!味よし・人よし・暮らしよし!
笑顔がいっぱい咲き誇る!夏の湖国の旅の始まりです。

旅人:西村知美さん & 木下ほうかさん

旅した場所♪

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 ①吉川ごぼう

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琵琶湖の南に位置する野洲市吉川。
この地で採れる「吉川ごぼう」は、野洲川の豊かな恩恵をうけた砂地で育つおいしいごぼう。
食物繊維が豊富。採れたては、なんと生で食べられるんです。

農家ならではごぼう料理の数々「たたきごぼう」や「ごぼうの佃煮」、大地の恵みを存分に堪能します。

 

 

②琵琶湖漁師

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菖蒲(あやめ)漁港で出会ったのは琵琶湖の夏を代表する魚、鮎。琵琶湖の鮎は小鮎とも呼ばれ10㎝程度にしか育ちません。
獲れたての鮎を40分炊きあげた「田舎炊き」は、琵琶湖伝統の味。他にも「鮎のかき揚げ」に、シジミよりも肉厚で旨味も濃いという、たてぼし貝を大豆と一緒に炊いた「たてぼし豆」、うろりという小魚を使った「うろりの佃煮」など、夏の琵琶湖の恵みを存分にいただきます。

【湖魚を使った料理がお買い求めできるお店】

BIWAKO DAUGHTERS(ビワコ・ドーターズ)
 住所:〒524-0202 滋賀県野洲市菖蒲230

営業時間:9:00~17:00

定休日:水曜日

 

 

③糀屋

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御上神社の横にそびえるのが地元で聖なる山として崇められてきた三上山。この三上山の麓に、江戸時代から続く老舗の糀屋があります。近江米を使った糀で作る冷えた甘酒は、夏の暑い時期にぴったり。糀の甘味が暑さに負けた体を優しく癒やしてくれます。また、卵焼きに塩糀を入れるとコクのある味になり、ふんわり柔らかく仕上がります。

【糀屋吉右衛門】

 住所:〒520-2323 滋賀県野洲市三上1039

電話:077-587-0397
営業時間:9:00~18:00

定休日:日曜日

【御上神社】

 住所:〒520-2323 滋賀県野洲市三上838

④たでずし

eetoko170805_04_tadezusi.jpg独特の辛味を持ち、古くから香辛料や薬草として用いられてきた、たで。このたでは、三上の人たちにとっては特別なものです。御上神社で行われる「ずいき祭り」の際に各家庭で、たでずしというお寿司が作られてきました。刈り取ったたでを粉にし、酢飯にジャコとたでを混ぜ合わせます。たでの辛味と寿司酢の甘さ、ジャコの塩味が合わさった代々三上に伝わる味です。

⑤下田なす・弥平とうがらし

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100年以上も前から作られている下田を代表する伝統野菜、下田なす。、いい土といい水が最高のなすを作り上げるといいます。笑顔がとても素敵な下田なすづくりの名人はなんと4世帯同居の大家族!毎日賑やかな笑いに包まれています。そんな大家族の食卓で欠かせないのが「下田なすの浅漬け」。一晩つけることで旨みがさらに濃厚になり、後を引くおいしさです。家族の誰もがふるさと下田が大好きなんです。

さらに、約100年前に下田に伝わったとされる弥平とうがらし。収穫の時期になるときれいなオレンジ色に色づきます。浅漬けにした下田なすとの相性も抜群!弥平とうがらしを丹精込めて作るのは、若い女性の二人組。実は下田なす作り名人のお父さんを師匠にとうがらし栽培を学びました。ふるさとの野菜のよさを伝えていきたい、世代を越えて作り手の思いがつながっています。

 

 

⑥下田焼

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江戸時代の中頃、下田の土を使って焼かれたのが始まりと言われる下田焼。深く澄んだ青い色は湖国で採れる恵みのおいしさをより引き立てます。下田の地で受け継がれてきた青い伝統です。 

【下田焼を購入できる場所】

近江下田焼陶房

 住所:〒520-3252 滋賀県湖南市岩根1656
電話:0748-71-4667
営業時間:10:00~18:00
定休日:月曜日・火曜日

⑦藍染

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下田では京都から伝わったとされる藍染を受け継ぐ職人がいます。藍の栽培から手がけます。下田の藍は、独特の光沢を持つ深い色が出せると言います。機械では決してできない微妙な色合いは下田の大地が育て、匠の腕で磨き上げた、優しく深い藍色です。

【藍染の体験ができる場所】

紺喜染織(こんきせんしょく)
 住所:〒520-3201 滋賀県湖南市下田1530
電話:0748-75-0128
営業時間:9:00~16:00

定休日:不定休

担当日記

「暑いのにホンマごくろうさん」「大変な仕事やなぁ」「すぐに冷たいお茶いれるから」「そこで作ったスイカ食べていって」

今回の旅でお世話になった野洲・湖南の皆さまにかけていただいたお声のほんの一部です。

 

いろんな方々にお会いしました。いろんな思いに触れました。

 

吉川ごぼうのお母さんの満面の笑顔と大切な栗の木の思い出

ダンディな琵琶湖漁師さん一家の家族の絆

糀屋のご主人と息子さんのお互い敬い感謝する心

郷土の味「たでずし」を守り続けるお母さんたちの笑い声

大家族に囲まれた下田ナス名人の素敵な笑顔

地元の特産品を残し広めようと奮闘する女性二人の心意気

たった一人で下田焼を守り焼き続ける陶工の力強さ

伝統は後からついてくると語る藍染職人の技と誇り

 

先祖から受け継ぎ、そして次の世代に引き継ぐ湖国の宝物。それは、緑豊かな自然とおいしい野菜、日本一の琵琶湖の幸、野洲のシンボル「三上山」の佇まい、職人が守り育んだ伝統の技。そしてなによりも温かく優しい心。

 

初めて会ったばかりなのに、親切丁寧にお話してくださった皆さん。お忙しい中、時間を割いて取材にご協力いただいた皆さん。人を紹介してくださったり、場所を教えてくださった皆さん。ありがとうございました。

 

大阪から車でほんの1時間30分のところに、こんな素敵な場所がありました。

こんなにいい人がたくさんいました。

「近くにきたら寄ってや」「こんどはゆっくりおいで」

そんな言葉もたくさんいただきました。

 

大阪育ちで「ふるさと」といえる場所がない私にとって、「いつか帰ってみたいな・・・」

そう思える場所に出会った今回の取材でした。

担当 松本

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次回もお楽しみに!