〝番記者〟のつぶやき

2021年02月24日 (水)

オリ番のつぶやき ~初の開幕投手をねらう 山本由伸~

「もっともっと、いい球を投げられる」。
昨シーズン、150キロを超えるストレートを持ち味に、最多奪三振のタイトルに輝いたオリックスの山本由伸
初の開幕投手をねらう今シーズンは、より強いストレートを求めて、ピッチングの基本に立ち返っている。

 

《すべては基本動作にあり》

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ハンマー投げ

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棒振り

ことしのキャンプで山本が取り組んでいるのが一風変わったトレーニングだ。
右から左に移動しながらハンマー投げをする動作。そして、長さおよそ2メートルの棒を斜めに振り下ろす動作。
どちらも投球の際に体の軸がぶれないようにするねらいがある。
キャンプ初日から、ほとんどのピッチャーがブルペンに入る中、すぐにはブルペンに入らず、フォームの基礎固めに重点を置いてきた。

【山本由伸投手】
「トレーニングをやっているのは、投球動作の基本。軸足に体重を乗せるタイミングや左足へと動き出すタイミング、上半身の動くタイミングなど、ちょっとしたずれでボールがいかなくなる。自然と動作のこつをつかむ、体で覚えるイメージです」

 

《反省は去年の夏》

orix210224_3.jpg山本が基礎固めにこだわるのには、昨シーズンの苦い反省がある。
去年7月からおよそ1か月、勝ち星をあげられなかったのだ。
投球中の体のバランスが気づかぬうちに微妙にずれていて、ストレートに本来のキレがなくなったという。投球フォームの基礎を固める重要性を強く感じたシーズンだった。

【山本由伸投手】
「それまでは前の登板でよかったイメージを持ったまま、次の試合へ調整していたが、フォームのイメージのずれが起きていた。去年の夏に4試合も打ち込まれて、やっと気がつくことができた。その後は基礎練習からフォームを作っていくように変えた」

 

《結果はフォームに表れた》

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山本がキャンプで初めてブルペンに入ったのは4日目。
トレーニングで培った体の動きを確認するように、初ブルペンでは38球を投げ込んだ。
すると昨シーズンと比べると、投球フォームに変化が見られた。
投球前に上げた左足が静止する時間が短くなっていた。体の軸がぶれなくなったことで、スムーズに体重移動できるようになり、すぐに左足を踏み出せるようになったのだ。

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【山本由伸投手】
「徐々に良くなってきている。投球の基本はストレートなので、ストレートにいちばんこだわりたい。空振りをとれる、当たらない、打たれない。とにかく質を高めようという意識でやっている。フォームは意識して変えたつもりはないが、物事がうまくいくときは、自然と動作もいいものに変わっていく」

 

《ねらうは初の開幕投手》

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プロ5年目を迎える今シーズン、山本がねらうのは初の開幕投手
球界を代表するピッチャーに成長した右腕は、2年連続最下位に沈むチームを背負って立つ決意を固めている。
そのために1年間を通して安定した成績を残し、初のふた桁勝利を目指すつもりだ。

【山本由伸投手】
「とにかくチームが優勝からかなり離れているので、チームのことをいちばんに思ってプレーする。1年間、ローテーションを守ることを最低条件に、その中で勝ち星をしっかりあげて勝てるなら全部勝ちたい」

 

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(オリ番記者:伊東健)

 

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