〝番記者〟のつぶやき

2020年01月27日 (月)

オリ番のつぶやき オリックス期待の新戦力 アダム・ジョーンズ選手来日

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オリックスに大物新外国人がやってきた。アダム・ジョーンズ選手、34歳。大リーグ通算282本のホームランをマークするなど、輝かしい実績を残し、満を持してのオリックス入団だ。「全力を尽くす」。ジョーンズ選手のことばには自信がみなぎっていた。

 

【キング・オブ・ポップ来日!?】

orix200127_2.jpg1月26日の夕方、関西空港の国際線の到着口には大勢の人が集まっていた。ものものしさすら感じる雰囲気。多くのファンや報道陣が、大物大リーガーの到着を今か今かと待ち構えていた午後6時半ごろ、ジョーンズ選手が姿を現すと、サインを求めるファンがいきなり殺到。

空港の警備員や球団職員が「道を空けてください」と大声で呼びかけるほどだ。

「マイケル・ジャクソンになったかと思ったよ。」

後にそう振り返ったジョーンズ選手。日本の野球ファンの熱に驚いた様子だった。

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ジョーンズ選手
日本のファンがこれほど自分のことを愛してくれていると知らなかったから、正直言って非常に感激している。カメラが来るとは聞いていたけど、出迎えは数人程度だと思っていた。雲の上にいるような感じだね。

 

【なぜ日本を選んだのか】

記者会見で、日本でのプレーを選んだ理由を問われたジョーンズ選手は理由を2つあげた。1つは、2017年のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックで対戦した日本選手の野球に対する姿勢に共感したことだった。

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ジョーンズ選手
選手たちが全員、基礎がしっかりしていて、ハードワークをして、細かなことをおろそかにしないということをうれしく思った。プレーのスタイルや華やかさは少し異なるかもしれないが、野球のしかたに共感できる部分がたくさんあった。だから移籍のチャンスが来たとき、自分としては当然のように「新しいことを学べるチャンスをむだにしてはいけない」と思ったんだ。

もう1つの理由は意外にもユニークなものだった。

ジョーンズ選手
海外に住むすばらしいチャンスだったからだ。自分は妻と「野球を引退したら海外に住んでみたいね」とよく話していた。今回は海外に住むチャンスを得て、しかも野球もできるという2つのチャンスを同時に得たわけだ。こんな絶好のチャンスを見逃すのはばかげているね。

オリオールズ時代のチームメートで、元巨人の上原浩治さんや昨シーズンまでオリックスでプレーしたクリス・マレーロ選手などから「日本では信じられないくらい楽しむことができるはずだ」と声をかけられたことも後押しになったという。「文化や食事など異なることはあるが、いろいろなことにチャレンジしたい」とジョーンズ選手。日本での生活にも前向きだ。

 

【成功の鍵は“けがをしないこと”】

大リーグ通算で1939安打、ホームラン282本をマークしているジョーンズ選手。日本のプロ野球でも同じように活躍するために必要なことは何なのか。

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ジョーンズ選手
日本で成功する鍵は、けがなく過ごすことだと思う。これは自分自身のキャリアで大事にしてきた教訓の1つでもある。つまり、いつでも監督が起用できる状態でいるということだ。幸い、体の調子は良く、プレーする準備はできている。とにかく、スパイクを履いて、バッティンググローブをはめて、ヘルメットをかぶり、全力を尽くせればと思っている。

プロ選手ならある意味、当たり前の回答のようにも聞こえる。ただ、ジョーンズ選手の場合、「けがさえしなければ結果はついてくる」という自信にあふれている。日本では念入りにマッサージを受けて、体をケアすることにしていて、万全の状態のジョーンズ選手を目の当たりにする日は近いだろう。

 

【最高のチームメートに】

orix200127_7.jpgオリックスの福良淳一ゼネラルマネージャーは、ジョーンズ選手について「言動すべてが若い選手の勉強になる」と期待を寄せる。ジョーンズ選手もオリックスの選手たちと野球の知識を共有したいと考えているそうだが、その一方で、大リーグで実績を残した選手とは思えないような謙虚な姿勢ものぞかせた。

ジョーンズ選手
自分にも野球のプレーのしかたに関して多少の知識はあるが、それについてはオープンに共有していければと思っている。チームメートがアドバイスを必要としているのであれば、自分はいつだって歓迎する。自分もいろいろと新しいチームメートに質問したいことが出てくると思う。日本のプロ野球の流れというものを知りたいからだ。自分は自分のことを相手よりも上だとか、相手よりも優れているとは思っていない。

 

【優勝は保証できないが・・・】

最後にファンヘのメッセージを求められたジョーンズ選手。報道陣がどきっとするほど率直な答えを述べた。

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ジョーンズ選手
優勝の確約はできない。約束できるのは毎試合全力を尽くすということだけだ。自分は野球のやり方は1つしか知らない。それはハードにプレーするということだ。だからファンの皆さんには毎試合最大の努力をする姿をお見せしたいと思っている。

これまでにない、大きな期待を背負ってオリックスに入団したジョーンズ選手。超大物大リーガーのオリックス入団で、チームにどのような化学反応が生まれるのか。春のキャンプもジョーンズ選手の一挙手一投足から目が離せない。

 

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(オリ番記者:足立隆門)

 

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