〝番記者〟のつぶやき

2019年10月30日 (水)

虎番のつぶやき 矢野監督1年目②"貧打に苦しんだシーズン"

阪神の今シーズンを振り返るシリーズ。2回目は、得点力不足に悩まされた「打線」について検証する。

 

【数字で明らかな得点力不足】

今シーズンの阪神は、とにかく得点力不足に悩まされた。それは数字にしてみれば明らかだ。リーグ優勝した巨人のシーズンの得点数は「663」。一方の阪神は「538」。12球団ワーストはいただけない。同じ143試合を戦って、125点もの差がつくようでは、阪神ファンとしても切ないだろう。実は矢野監督、開幕戦のときからチームの課題を口にしていた。

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矢野監督:
このチームの課題は点を取ること。大事な場面で点を取らないと勝てない。

シーズン中、手をこまねいているわけではなかった。打線強化のため、フロントと一体となって大リーグで通算75本のホームランを打った新外国人・ソラーテ選手を獲得。しかし、これが大誤算だった。

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期待されたバッティングにはほど遠く、守備は致命的にまずかった。極めつけに「モチベーションが上がらない」と職場放棄しての退団だった。あいた口がふさがらないとは、まさにこういうことを指すのだろう。

期待の新外国人が外れに終わり、若手選手たちも伸び悩んだ阪神。防御率リーグトップの投手陣に支えられて3位に滑り込みはしたが、来シーズンへの課題は言わずもがなだろう。

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チーム最多のホームラン数が大山選手の14本と長打力不足が深刻だった。矢野監督のシーズン総括会見のひとことに、切実な思いが凝縮していたと思う。

矢野監督:
来シーズンは、点を多く取れる野球をしたいと思いました。

 

【打線復活へ 井上打撃コーチの就任】

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点を取れる打線の構築へ。矢野監督は、中日時代から親交のある井上一樹氏をバッティングコーチとして招いた。中日では1軍のバッティングコーチや2軍監督を経験するなど、指導者としての実績は十分だ。「同じ野球観でやってくれるっていうところが一番大きい」と矢野監督。技術面を教えるだけでなく、明るく前向きな性格もチームに良い影響を与えてくれるのではないかと期待している。

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10月下旬から始まった秋季練習でさっそく指導をはじめた井上コーチ。「コミュニケーションモンスターになりたい」と就任会見で意気込んだとおり、選手たちと積極的に話し込むシーンが多く見られた。

井上一樹コーチ:
遠慮していてもしょうがないので、言うべきことは言う。やる気があるのならどんどん言ってこい。朝から夜までいつでもつきあう。年齢的に兄貴であり、親父でありという感覚でかまわない。

やる気十分の井上コーチ。貧打の解消へ、その手腕に注目していきたい。

 

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(虎番記者:小林達記)

 

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