〝番記者〟のつぶやき

2019年02月13日 (水)

オリ番のつぶやき "輝きをもう一度 成瀬善久投手"

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去年、ヤクルトを戦力外となった成瀬善久投手。ロッテ時代、ともに3位からの日本一を経験した西村監督の誘いを受けて、テスト生としてオリックスのキャンプに参加し、入団が決まった。

orix190213_2.jpgプロ15年で96勝をあげ、最優秀防御率のタイトルのほか、北京オリンピック日本代表に選ばれるなど一時代を築いた球界屈指の左腕は、オリックスのキャンプに背番号のないユニフォームで参加していた。

orix190213_3.jpg1月に最大限の準備をしてきた」というベテランは、キャンプ初日から3日連続でブルペン入りしてアピールを続けた。
4日目は実戦形式のシートバッティング。バッター3人を相手に6打席の勝負だった。1人目の相手は、昨シーズン開幕スタメンを勝ち取った左打ちの高卒5年目、宗佑磨選手。まずは、インコースのスライダーで、空振り三振を奪った。その後も変化球を低めに集めるコントロールが光って、バッターに芯を捉えられることはなかった。
恩師の西村監督も「きょうの内容なら問題ない」と納得の内容で、オリックス 成瀬」の誕生が決まった

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成瀬善久投手
持ち味を出せたと思うし、全体的にはよかった。感謝の気持ちを忘れず、1つでも多くの勝利に貢献したい。

その一方、今後に向けては「ボールの精度も高めたい」と、さっそく課題を口にしていた。
具体例としてあげたのが、宗選手を三振に抑えたインコースのスライダーだった。1ボール2ストライクと追い込んだあと、低めのストレートが「少し引っかかってしまった」とわずかに外れてボール。2ボール2ストライクとなる。ここで成瀬投手はインコースのスライダーを選択。左バッターのインコースのボール球から、ぎりぎりでストライクを取って、「見逃し三振」を狙っていたのだという。しかし、実際は狙っていたよりボールが低くなってしまう。結果は、思わずバットが出てしまっての「空振り三振」だった。
奪った三振は同じでも、成瀬投手の表情に満足感はなかった。「イメージどおりではなかったとしても、低くいったからこそ、空振りを取れたのではないか?」。投球を終えた成瀬投手に聞いてみた。

成瀬善久投手
当然、その可能性もあるし、前球のストレートが低かったから、同じような軌道なので手を出したのかもしれない。でも狙いどおりの球を投げ切れたわけではないのは確か。他の球種も含めて精度を磨かないといけないし、そうじゃないと活躍できない。

わずかな誤差を追求できるコントロールを持つ成瀬投手。
この日のピッチングは、球速こそ最速135キロとプロ野球でも遅いほうだったが、そのことばからは、ボール1、2個分を自在に操る巧みなコントロールがあったからこそ、実績を積めてきたのだと改めて実感させられた。
ベテラン左腕が新天地でかつての輝きを再び取り戻せるか、注目したいと思った。

 

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(オリ番記者:金沢隆大)

 

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