(本放送 2010年5月14日)
「本土復帰」の象徴、屋良朝苗。屋良は復帰時、琉球政府主席として、日本やアメリカとの交渉に奔走した。 頭ごなしに進む日米両政府の協議、翻弄される沖縄の世論。後年公開された屋良の日記から、当時の交渉の詳細や苦悩する姿が明らかに。 「沖縄問題が一歩解決に向かえば、私はかえって苦悩のるつぼに深く落ち込んでいく」屋良の悲願だった復帰、その舞台裏のドラマに迫る。(2010年放送)