沖縄 戦火の放送局~手記に刻まれたメディアの実相~
11月11日(金)
午後7時53分~/沖縄県域
(本放送
2022年8月28日)
「沖縄戦記」と書かれた2冊の手記。記したのは岩崎命吉。
1943年から敗戦に至るまで日本放送協会・沖縄放送局長だった。
日本軍に協力を呼びかけられ変容していく放送局。8人の職員が命を落とした。
岩崎は「人生における最大の苦難と試練とを与えられた沖縄戦」として、みずからを「馬鹿者」と自省していた。
放送局は戦争をどう伝え、どんな運命をたどったのか。今も戦争が続くこの時代、メディアの役割とは何なのか、照射する。