NHK沖縄放送局では、もう二度と戦争を繰り返すことがないよう、
沖縄が体験した悲惨な沖縄戦の真実を語り継いでいくために様々な企画に取り組みました。

沖縄の戦70年語り継ぐ未来へ

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戦跡マップ

ヌチシヌジガマ(うるま市)【放送日 H22.4.21】

うるま市嘉手苅地区の「ヌチシヌジガマ」、沖縄の言葉で「命をしのぐ」つまり、命を守ったという意味の名前のガマです。避難した100人以上の住民の命を守ったことからそう呼ばれています。
避難した人たちが生き延びることが出来たのは、ある人が起こした行動があったからです。当時の集落の取りまとめ役、山城政賢区長です。山城区長は、農業や畜産を手がけ、まじめな性格から、住民からの信頼も厚かったといいます。
4月はじめ、ついにこのガマにもアメリカ兵がやってきました。投降することは恥だと教え込まれていた住民たちは動揺しました。その時、山城区長は、みんなで投降しようと説得を始めます。それでも動かない住民たちを前に区長は、「自分が殺されたらここから出ないように」と言い残し、ガマの外に出て行きました。ふたたび戻ってきた区長を見て、住民たちはようやく、ガマを出ました。

【場所】
ヌチシヌジガマは、うるま市石川の嘉手苅地区にあります。沖縄自動車道の石川インターチェンジから車で5分ほどです。県道6号線から脇道を400メートルほど進んだ先にあります。私有地となっているため中に入るときは安全管理のためにも近くの事務所に連絡して欲しいということです。

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