男子学徒の新資料見つかる! 八重山にも学徒犠牲者がいた・・・





沖縄戦で動員された学徒隊のうち、戦死者の数などがわかっていなかった八重山地域の学校について記された資料が新たに見つかりました。
見つけた那覇市の中学校の教諭は、これまで詳しく知られていなかった離島の学徒隊の状況を知る上で貴重な資料だとしています。沖縄戦では、およそ2000人の生徒が学徒隊として動員され少なくとも半数が犠牲になったとされています。
このうち、八重山中学校と八重山農学校については正式な資料がなく、動員された人数はわかっておらず、犠牲者もいないとされてきましたが、今回、犠牲となった学徒の名簿が国立公文書館で見つかりました。


名簿は厚生労働省が保管していたもので、八重山中学校については、少なくとも2人、八重山農学校については、少なくとも1人の学徒が犠牲になったと記されています。
また、この中では、マラリアによる戦病死と記載された人もいて、動員されたがゆえに過酷な環境で命を落としたことが読み取れます。
名簿を見つけた那覇市立松城中学校の大城邦夫 教諭は、「これまであまり知られていなかった離島の学徒動員の状況がわかる貴重な資料だ。離島でも苦しんで亡くなった学徒がいたことを広く知ってもらいたい」と話していました。

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