「つなぐ」には、私たちが、時間的、精神的、地理的につながっていきたいという意味を込めています。 沖縄の先人たちが背負ってきた歴史の記憶と思いを次世代につなぎ、コロナ禍にあってもユイマールの精神で互いをつなぎ、 世界のウチナーンチュとともに沖縄とアジアの国々を「万国津梁」の気概でつなぎたいというメッセージです。
来年の4月からは、ウチナーンチュが主人公の連続テレビ小説「ちむどんどん」が 始まります。ヒロイン役は糸満市出身の黒島結菜さん。沖縄で生まれ育ったヒロインが本土復帰の年に料理人を目指して上京し、沖縄料理の店を開こうとする物語を、 半年にわたってお届けします。
【特集「つなぐ 未来へ」】
この50年間で何が変わったのか、変わらなかったのか。さまざまな角度から沖縄の過去と今を取材し、 視聴者のみなさまと共に、沖縄の未来を考えていきます。週1回のペースで特集を放送予定。 初回は、返還されたアメリカ軍基地の跡地について取り上げる予定です。
初回放送日時:3月31日(水)午後6時10分
【みーぐる めーぐる】
NHK沖縄放送局のキャスターたちが、全市町村を訪れてその魅力を伝えます。 みなさまが住んでいる街のご自慢も募集します。
初回放送日時:3月30日(火)午後6時10分
「きんくる」では、本土復帰50年の1年前となる5月から、「本土復帰シリーズ」を スタートします。1回目となる5月は「基地返還と政治」をテーマに伝える予定です。
沖縄の文化、経済など各分野を代表する人や、時代を担う若者、 そこに暮らす人々にインタビュー。それぞれの人生の歩みから展望まで、 沖縄の未来を語ってもらうことで、沖縄のこれまでとこれからを考えるきっかけを作るキャンペーンスポットです。 初回は、第一牧志公設市場で昆布店を営む店主や、那覇でまちづくりに携わってきたショッピングモールの店長などに話を聞きました。
3月末 もしくは 4月上旬から随時
【さまざまな番組を集中的に一挙放送】
本土復帰50年を期して、過去に放送した沖縄にまつわる数々の名作を随時放送します。 5月には1週間程度“沖縄を生きた人々”をテーマにして集中的に放送します。
2012年に行ったキャンペーン「10年後へのタイムカプセル」。10年後の自分、 家族、恋人、親友に向けてメッセージを募集したところ、およそ1700通が集まりました。 復帰50年を機に、そのメッセージを寄せた人々をたどり、企画や番組として放送します。
1972年に復帰記念式典が開かれた那覇市民会館。 企画や番組として那覇市の協力を得て、企画や制作を取り壊しが決まっている会館を最新技術でバーチャル化して、みなさまに体験してもらいます。
沖縄生まれのアニメーター・青木 純さんが復帰50年を期して5秒間のアニメーションを制作。“沖縄が花開く”をイメージしてデイゴが咲き乱れる作品など複数放送します。 ※青木 純(あおき・じゅん)…Eテレ「うちなーであそぼ」(沖縄県域)、「ざんねんないきもの事典」(全国放送)などを制作。
3月末から随時
本土復帰50年を機に、テーマソングの制作を予定しています。
他メディアと合同での番組・イベントなども今後計画していきます。
復帰50年の1年前の5月15日前後に集中編成を行います。
■きんくる 〜沖縄金曜クルーズ〜「本土復帰50年シリーズ」
数か月に1度のペースで、復帰50年にまつわるテーマで放送していきます。 第1回は5月14日(金)午後7時30分〜「基地返還と政治」を予定しています。
■アーカイブ番組
“沖縄を生きた人々”をテーマに、過去の名作を放送します。
★「わたしが子どもだったころ 『腹話術師 いっこく堂』」(※2009・5) ★「ファミリーヒストリー 『ジョン・カビラ』」(※2010・9) ★「ドキュメント72時間 『沖縄 追憶のアメリカン・ドライブイン』」(※2015・6) ★「アナザーストーリーズ 運命の分岐点 『その時 沖縄は沸騰した〜日米地位協定の波紋〜』」(※2021・3)
※放送番組は変更する場合がございます。