正解は廃ビンでした。米軍関係者の出すジュースやお酒の廃ビンを溶かしガラス製品を作っていました。 廃ビンの特徴を生かした色合いや、不純物が多いためにできる細かい気泡が入ったデザインが、 当時の琉球ガラスの特徴といえます。
廃ビンを使ったことが逆に特徴となり、 いまでは工芸としての価値もある製品になったというのは、 すばらしいことだと思います。 沖縄ガラスではなく琉球ガラスと呼ばれたところに 戦後史を感じます。