祝い事の時に使われる「ユシビン」がデザインされた5セント切手でした。 ユシビンとは祝事の時に泡盛を詰め贈り物とした酒瓶です。A紅型B琉球大学Cジュゴンのいずれも琉球切手に登場したデザインです。
当時子どもの間でも切手収集は流行っていて、ぼくも琉球切手、外国切手を集めていました。 街角の切手屋さんによく通っていました。 「ゆしびん」の琉球切手など、今でも大切に持っています。 琉球切手の絵柄、デザインには当時の沖縄の芸術家、デザイナーが深く関わっていて、 その歴史はこれから解き明かされる戦後史となるでしょう。