首里城の北(ニシ)に位置する現在の首里儀保町周辺に、 名渡山愛順(などやまあいじゅん)・屋部憲(やぶけん)などの8人の画家たちが集まって 住んだのが「ニシムイ美術村」でした。画家たちはアメリカ軍人の肖像画や 注文に応じて絵を描いていました。こうした創作活動が戦後の美術復興の源流となりました。
ニシムイ美術村があったことを示す記念碑として、絵画作品や 解説板がニシムイ高台(道路工事により断崖となったところ)に設置されています。 そのすぐそば、真横を「ゆいレール」が通っています。