沖縄市史などによりますと、アメリカ軍の上陸後、いち早く設置された収容所は「キャンプ・コザ」と呼ばれ、 コザ市の語源となりました。また、アメリカ海軍が1944年に作成した資料には胡屋の地名として “Goya(Koya)”と記されていて、米軍地図作成の段階で、筆記体の小文字“y”と“z”を見誤り“Koza”と記した可能性があり、 戦後の地名「コザ」は胡屋(ごや)に由来しているのではないかと言われています。 一方で、現在の沖縄市の古謝(こじゃ)をコザと間違えたのではないかとも言われています。 合併前まで「コザ」は、全国で唯一カタカナが使われていた市町村名でした。 現在、カタカナが名前に使われている地方自治体は全国で南アルプス市とニセコ町があります。