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小学生向けガイドツアー

復帰45年を迎えた平成29年5月15日。
地域の小学生を招いて本土復帰から現在までの沖縄の姿について、写真を通して学び、考えてもらうガイドツアーを実施しました。

沖縄県立博物館・美術館と交流のある那覇市立銘苅小学校の6年生約130名に参加してもらい、美術館と博物館の両方を巡りました。

美術館では、ボランティアのガイドの方を中心に、写真を見て感じたこと・考えたことを話し合いながら鑑賞しました。コレクションギャラリーの「県庁前通り」(山田實)を見ながら、当時は現在と走行車線が異なっていたという話をすると、子どもたちは驚いた様子で写真を食い入るように見ていました。また、県民ギャラリーの「定点家族観測」(宮里秀和)を見た子どもたちからは、「家族の歴史と一緒にアメリカ軍の歴史が見える」「海がどんどん見えなくなって悲しい」といった声がありました。

博物館では、学芸員が本土復帰から現在までの沖縄の歴史について解説しました。戦後のアメリカ統治下から本土復帰までの通貨制度の変遷について話をすると、「戦争が終わったあと、どのように暮らしていたのか」「色々なお金があって迷わなかったのか」といった質問が出ました。

ツアーを終えた子どもたちからは、「今ある平和に感謝したい」「今日を機会に沖縄の戦争についてもっと勉強していきたい」という感想が聞かれました。

   

<日時>5月15日(月)午前9時20分~11時30分

<会場>沖縄県立博物館・美術館

<参加校>那覇市立銘苅小学校6年生 全4クラス約130名

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