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高校野球岡山大会 甲子園まであと1試合!決勝の見どころは?

  • 2023年07月24日

夏の全国高校野球岡山大会は残すところ決勝1試合です。57チームの頂点に立ち、甲子園の切符を手にするのは倉敷商業か、おかやま山陽高校か。2年前と同じカードとなった決勝の見どころや勝負のポイントをNHK岡山高校野球解説の石田敦志さんにズバリ聞きました。

倉敷商の左右2投手 VS おかやま山陽打線

NHK岡山高校野球解説の石田敦志さんは、決勝のポイントについて、倉敷商業は2人の2年生ピッチャーをあげました。

石田さん

和田くんと増田くん、この右と左の両エースが非常に充実している。先発は和田くんで、6イニングないしは7イニングを投げる。コントロールがいいので、なかなか的を絞らせないピッチングができると思う。増田くんは左ピッチャーで、ボールに力がある。その勢いで2イニング、3イニングを抑えていく。そういう継投になると思う。

対するおかやま山陽は、活発な打線をポイントにあげています。

石田さん

上位・下位に関係なく、しっかりとスイングができて、どこからでもチャンスが作れる。非常に低くて強い打球を打ち返していく打線。

そのうえで、3回戦から先発を任されている倉敷商業のエースナンバーをつける和田虎之介投手が、おかやま山陽の打線を抑えることができるかが、勝負のカギを握ると話しています。

石田さん

おかやま山陽は右バッターが多い。ですから、倉敷商業の右ピッチャーの和田くん。外へのコントロールのいいスライダーを持った ピッチャーなので、和田くんのふんばりによって、接戦が期待されるんじゃないか。おかやま山陽の力のある打線に対して、倉敷商業の和田くんが準決勝で見せたようなコントロールで、低め低めに投げきれるかどうか。これは大きなポイントになる。

5大会連続決勝進出の倉敷商 去年の雪辱誓う

〈倉敷商業の準決勝までの戦い〉 
1回戦 VS吉備高原学園 9-0 (7回コールド)
2回戦 VS水島工    10-1
3回戦 VS笠岡工    7-0(7回コールド)
準々決勝VS倉敷工    3×-2
準決勝 VS岡山理大付  6-2

倉敷商業は去年、決勝で創志学園に敗れ、あと一歩のところで甲子園に届きませんでした。去年の雪辱を果たし、2年ぶりの甲子園出場を目指します。 

(倉敷商・佐々岡 藍翔 主将)
「同じ舞台で去年はあと一歩勝てなかったが、今年は自分たちが勝てると信じて、諦めずに1球1球大切にプレーしていきたい。先輩の分まで自分が引っ張って、甲子園に連れて行くという思いで1年間やってきた。自分たちが甲子園に立っている姿は先輩たちも必ず見に来てくれると思うので、その人たちのためにも絶対に甲子園に行くべきだと思う。決勝は相手に関係なく、自分たちがやってきたことを出すだけ。体調管理やコンディションを整えて、体も技術も万全の状態で試合に臨めるようにする」

(倉敷商・和田 虎之介 投手)
「去年も決勝で投げて、自分が取られた点数で負けてしまったので、同じミスはできない。3年生にお世話になっているので、自分の力で何が何でも甲子園に行きたい。中盤になるとボールが浮いてきて、それを捉えられることが多いので、常に低めを意識したい。体のケアをして万全の状態で決勝に行けるようにしたい。自分の役割をしっかりと務めて、ゲームを作って守備から流れを作ることができるようにしていきたい」

(倉敷商・梶山和洋監督)
「準決勝はミスもあったが、粘り強く最少失点で切り抜けることができて、非常によかった。中盤は少し流れが持っていかれそうになったが、それが夏の大会だし、そうした場面でしっかりできるかどうかが大切だ。(決勝は)勝った負けたがついてくるが、結果ではなく、選手がベストな状態で試合に臨めるように努めたい。“倉敷商業の野球っていいな”というふうに皆さんに思ってもらえるような、そういうゲームができたらと思う」

6年ぶりの甲子園目指すおかやま山陽 2年前のリベンジに燃える

〈おかやま山陽の準決勝までの戦い〉 
2回戦 VS倉敷   6-2
3回戦 VS倉敷翠松 4-0
準々決勝VS就実   6-4
準決勝 VS玉野光南 9-2(7回コールド)

おかやま山陽は2年ぶりの決勝進出です。2年前の決勝も倉敷商業との対戦で、6対7でサヨナラ負けを喫しました。因縁の相手にリベンジを果たし、6年ぶりの甲子園出場を目指します。

(おかやま山陽・渡邊 颯人 主将)
「倉敷商業には2年前の決勝で負けているが、粘り強く打線を機能させることができれば勝てると思う。序盤から勢いよく攻めていけるように準備していきたい。あと1試合、全員野球で挑みたい」

(おかやま山陽・井川 駿 主将)
「2年前とちょうど同じ相手。自分たちができることをしっかりとできるように準備したい。相手がどこだろうと関係なくプレーするのが一番大事。倉敷商業は強い相手だが、自分たちのプレーができれば、決して負けることはないと思う。打撃につながるようにピッチャーがリズムよく投げて、打者が不安なくバットを振れるようにしたい。ピッチャー4人で試合の流れを作りたい」

(おかやま山陽・堤 尚彦 監督)
「倉敷商業にはいいピッチャーがそろっていて強いので、挑む気持ちで望む。簡単に点を取れるとは思えないので、こちらの投手陣に頑張ってもらわないといけない。それでもチャンスはあるはずなので、そのチャンスを見逃さないように突き崩していくしかない。そのくらいの気持ちでいないと、勝つことはできない。倉敷商業には何回も敗れているので、借りを返したいし、今の3年生と1秒でも長く野球をしたいので、勝ちたい 」

決勝は倉敷市のマスカットスタジアムで、25日の午前10時試合開始です。
NHKはテレビとラジオで生中継します。 

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