ページの本文へ

NHK岡山WEBリポート

  1. NHK岡山
  2. 岡山WEBリポート
  3. 西日本豪雨5年 あの日、岡山県倉敷市真備町で何が起きた?

西日本豪雨5年 あの日、岡山県倉敷市真備町で何が起きた?

NHK岡山「もぎたて!」
  • 2023年07月05日

平成に入って最も多くの犠牲者が出た水害・西日本豪雨から5年。岡山県では浸水や土砂災害で61人が命を落とし、3人が行方不明のままです。倉敷市真備町での浸水は、深いところで5メートルを超えました。あの日、何が起きたのかを見ていきます。

西日本雨 あの日、何が?

梅雨末期の雨が続いた2018年7月。6日から7日にかけて記録的な大雨となりました。

そして、7月6日の夜。倉敷市真備町を流れる高梁川の水位が上昇。高梁川に合流する小田川でも流れがせき止められ、水位が上がっていきました。増水した本流に支流の水が流れにくくなり、水位が上がる「バックウォーター」と呼ばれる現象です。

高梁川と小田川の合流部で起きたバックウォーターが、今度は、小田川と支流の合流部でも発生しました。支流の水位も急上昇し、堤防が次々と決壊していきました。

2018年7月7日 5:30(倉敷市真備町)

水深 5メートルに達したところも

朝になって、上流で降った雨がどんどん真備町に押し寄せ、水深は最大で5メートルに達しました。

2018年7月7日 13:20(倉敷市真備町)

水圧に耐えきれず、それまでに決壊していた場所の対岸の堤防が新たに決壊。時間差で、東側の地域も飲み込まれていきました。

この雨で、小田川とその支流、高梁川、旭川、砂川、岩倉川、尾坂川、高屋川、18か所で堤防が決壊しました。住宅や病院、飲食店などが建ち並ぶ町の中心部が広範囲にわたって浸水しました。

被害は敷市以外でも

総社市
岡山市東区

倉敷市だけでなく、総社市や高梁市、矢掛町など県西部や岡山市東区でも堤防の決壊や土砂災害が発生しました。岡山県内では、あわせて4830棟の家屋が全壊しました。

仮設住宅で暮らす人は最も多い時で9000人を超えました。

豪雨の記憶と教訓を来へ

豪雨当時の倉敷市真備町

岡山県内の犠牲者の多くが「水死」でした。どこでも起こりうる災害。あの衝撃を思い起こし、備えてください。NHK岡山では、あの日の記憶と教訓に向き合いながら、夕方のニュース番組「もぎたて!」やこの「岡山WEBリポート」などで、被災地が抱える今の課題などを随時お伝えしていきます。

水害は西日本雨以前にも

過去の水害の記録はこちらページにまとめています
ページトップに戻る