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2021.06.18第5回 森とともに成長する登米の子どもたち

ドラマの舞台・宮城の魅力を「掘ってほって」お届けします。
そして宮城に「ほれ」てもらえますように!

宮城県在住、「ほれぼれ宮城」のタイトルイラストも担当しました!ライターTです。
第5週で、百音(モネ)が森林組合の仲間と完成させたのが「地元木材で作った学童机」でしたね。
宮城県登米市の小中学校でも同じような机が使われていると聞き、登米市立登米小学校・6年1組を訪ねました。

学びの場を明るくする広葉樹・コナラ

「明るい教室」というのが第一印象。机の天板は登米の広葉樹・コナラで、伐採~製材~形にするまで登米市内で行う100%地元産!
クリーム色のコナラが目に優しく、窓から見える木々の緑と相まって柔らかい雰囲気です。

驚いたのは、卒業するまで各自が同じ机を使い続ける「マイデスク」だということ!
「ずっと使っているので、体にちょうどいいです」「地元の木なのでうれしい」
教室のみんながキラキラした目で使い心地を教えてくれました。

開発に2年かかった力作 「地元産の学童机」

この机を作っているのが登米町森林組合です。実際に開発を手がけた木材利用開発課の會津浩幸さんにお話を聞きました。

広葉樹・コナラは硬度があり耐久性を備えた木材ですが、曲がったりよじれたりするので(ドラマで「広葉樹は暴れっから!」と言われていたのはこのことです。)、あまり家具に使われてこなかったのだそうです。

會津さんたちは、試作を繰り返し、2年かけて製品化にこぎつけました。2018年までの4年間で、登米市内の全31校の小中学校に約6400台が届けられたのです。

そして、2015年ウッドデザイン賞を受賞しました!

こだわりは、木の質感・手触りが生きるように仕上げること。一度、塗った塗料を削ってから再度塗ります。ドラマでも子どもたちが天板を何度もなでて喜ぶ姿が印象的でしたね。

會津さん「子どもたちは、本物の木を触っていた感覚として覚えているはず。大きくなった時に『そういえば、何か違う机を使っていたな』と思い出して、森林に興味を持ってくれたらうれしいですね。」

ゆっくりでいい…木が教えてくれること

実は、登米市立登米小学校には「学校林」という森林があり、森林学習も行われています。70年ほど前、当時の保護者が未来の子どもたちのために植樹し、守り育ててきた森です。学校の机に使われるコナラは、林業に携わる人たちが50年以上かけて育てたもの。
山の仕事は何世代も先を見据え、ゆっくり時を待つ仕事とも言えます。

「焦らなくてもいい。ゆっくりでいいんだ。」サヤカさんはモネに言いました。

森を愛する人たちに見守られながら、試行錯誤してモネは成長していきます。
机を使う子どもたちの心にそっとまかれた緑の種も、ゆっくり芽を出していくのでしょう。

次回もお楽しみに!

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