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2021.09.17モネと菅波先生は、この先もきっと変わらない

モネと菅波先生は、この先もきっと変わらない

宮城県・気仙沼の島で生まれ育った永浦百音(清原果耶)が、登米とめで林業の仕事をしながら気象の世界に心ひかれ、やがて気象予報士としてさまざまな人の人生に関わっていく、連続テレビ小説『おかえりモネ』。今回は、ヒロイン・清原果耶さんへのインタビューvol.5をお届けします。第16~18週に関して、主に菅波(坂口健太郎)とのシーンを振り返ってもらいました。

――第16週では、モネの幼なじみが東京に集まりました。いつもと違う雰囲気のシーンでしたが、撮影はいかがでしたか?

幼なじみがダイニングテーブルを囲んで、これまで避けていた震災の話をする――。それぞれが役として育ててきた思いをぶつけるような撮影でした。このシーンは長くて起伏も激しいので、リハーサルのときから緊張感がありましたね。それがいい意味で映像に表れていたらうれしいです。

一人一人があの日から時間を重ねていろんな経験をしてきたからこそ、やっと踏み込めるようになったんですよね……。あのとき島にいなかったモネは、みんなと同じではないのかもしれないけれど。監督からは、だからこそ「モネはみんなを見守るような存在、すくい上げるような存在であってほしい」と言われました。

――亮のモネに対する気持ちにも驚かされました。

台本を読んだとき、「こりゃ大変なことになったぞ!」と思いました(笑)。ずっと隠してきた思いでもあり、つらい思いをするなかで芽生えた衝動でもある……。りょーちんって本当に難しい役ですよね。(亮 役の)永瀬さんは、いつもすごく真面目に監督と相談しながら演じられています。

コインランドリーのシーンは、撮影前に二人でなにか話したりせず、私もりょーちんの思いをちゃんと受けとめることに集中しました。戸惑いながらも、りょーちんを思った言葉をちゃんと選んでかけてあげるモネでよかったです……。

――その翌日には、菅波から思いを告げられるシーンもありました。この日を待っていた視聴者も多かったと思います。

場所が同じコインランドリーなので、りょーちんに「わかってんでしょ?」と言われるシーンを撮った直後に、菅波先生とのシーンを撮ったんですよ! スタッフさんと「しんどい!なんてスケジュールだ!」って嘆き合いました(笑)。

関係が進展するんですけど、最後にはいつもどおりの二人になっているのがいいですよね。日常の延長線上にあるシーンだと思って、私も坂口さんも気負わずに臨みました。

撮影前に話したことといえば、「ずんだ餅をどうやってうまく握りしめるか」くらいです(笑)。菅波とモネは、いい意味で今後も変わらない、落ち着く二人で居続けるんじゃないかと思っています。

――菅波の「あなたの痛みは僕には分かりません。でも、分かりたいと思っています」というセリフは、演じる中でどんなふうに感じましたか?

モネの痛みを受けとめようとしてくれる人はこれまでもいましたけど、こんなに真正面から向き合ってくれる人は初めてですよね。「人を助けたい」という意識が強いけれど、自分自身の痛みは後回しにしがちだったモネ。菅波先生のシンプルで力強い言葉に、安心するだろうなと思いました。いつもモネのほしい言葉をくれる菅波先生……つくづくいい人だと思います。

――第17週では、二人の恋人らしいシーンが見られましたね。

お付き合いするまでの期間が長かったぶん、唐突に見えないよう気を遣いました。坂口さんも「やわらかく、やさしく演じれば大丈夫なんじゃないか」とおっしゃっていて。あくまで、モネと菅波先生らしいシーンになっていればうれしいです。

たとえば、第85回の川辺で会うシーンなら、鍵の投げ方を控えめにしてみたり。菅波先生の“ほぼノールックキャッチ”は少し現実離れしていますけど、みんなで調整して、ここも日常と地続きになったような気がします。投げる練習はめちゃめちゃやりました(笑)。

――続く第18週では、久しぶりの再会なのにノートパソコンを広げて会議のようなデートをしていました。あのデートはアリですか…?

「やるべきことをやりたい二人」という感じでおもしろかったです。あのデートが楽しいのかと言われたら分からないけど、少なくとも居心地はいいし、充実はしているからいいんです、きっと(笑)。ドラマの中では2019年になりましたけど、やっぱりこの二人は変わらない。「百音さん」「光太朗さん」と下の名前で呼び合うシーンも、いい意味で、特に感慨はありませんでした(笑)。

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