2021年5月12日 放送

臼杵市の特徴
- 入り組んだリアス式海岸の中心に市街地がある
- 内陸部に山間地が広がっている
臼杵市のハザードマップはここがポイント!リアス式の臼杵湾では、津波が屈折して大きくなる可能性があり、南海トラフ地震では10メートルの津波が想定されています。中心街は低地で、古い建物が多いため、10メートル以上の高台は限られています。いざという時に迷わずに走って逃げられるよう、事前に海抜10メートル以上の高台やビルなどの位置を確認しておくことが大切です。
また、過去の地震の際には、沿岸部からおよそ6km離れた臼杵石仏の付近まで津波が到達した記録が残っています。津波が川を遡上して内陸部までやってくる可能性もあるので、注意が必要です。
さらに野津町などの山間部では、多くの場所が土砂災害警戒区域に指定されており、地震で崩れる可能性があります。「最初の地震で土砂災害が起きなかったから安全」というわけではなく、その後にくる余震の際にも注意が必要です。