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2019年1月8日(火)

新春インタビュー W杯へ“強いなでしこ”復活への思い

サッカー女子ワールドカップに挑む、なでしこジャパン。
2011年に手にした「栄光」。
しかし、3年前にはオリンピック出場を逃し、どん底を味わいました。
天国と地獄、その両方を経験したのが岩渕真奈、25歳。
“強いなでしこ”へ。
復活をかける。

岩渕真奈選手
「この大会が、勝負の大会」

和久田
「新春インタビュー、けさは、今年(2019年)6月、フランスで行われるサッカー女子のワールドカップに挑む日本代表『なでしこジャパン』の岩渕真奈選手です。」

高瀬
「2大会ぶりの優勝を目指し、攻撃をけん引する岩渕選手。
“強いなでしこ”の復活にかける思いに迫ります。」

“強いなでしこ”復活へ 岩渕真奈の決意

高瀬
「優勝・準優勝を経験して3回目、ワールドカップの見え方は3回目は違いますか?」

岩渕真奈選手
「ワールドカップはサッカー選手が目指す最高の舞台だと思うし、過去に2大会出ていますが、やっぱりいい大会だと素直に思う。
“今年1年やってやろう”という気持ち。」

岩渕選手は、スピードのあるドリブルが武器のストライカー。
身長1メートル56センチの小柄な体で、大きな相手に果敢に挑む姿から、“マナドーナ”と呼ばれています。
2011年。
日本が初めてワールドカップを制した、ドイツ大会。
澤穂希さんらとともに、岩渕選手は、最年少の18歳で出場しました。
しかし、2016年。
澤さんが引退したなでしこは、苦しい時期を迎えます。
オリンピックの出場を4大会ぶりに逃したのです。
岩渕選手は、自分の力不足を痛感しました。

岩渕真奈選手
「悔しくてしょうがなかった。
結果がどれだけ大事になってくるか、身にしみて感じている。
だからこそ“次は自分が”という強い気持ちを持って。」

進む世代交代 新チームけん引の覚悟

“強いなでしこ”を取り戻す。
世代交代が進む中、岩渕選手は新チームをけん引する覚悟を決めます。

高瀬
「エースですか?」

岩渕真奈選手
「エースって言葉は好きじゃない…。
エースって私のイメージだと“点を取る”。
それ以外の体を張った守備とかも含め、チームに欠かせない存在になりたい。」

「味方を生かす」プレー 思い浮かべた先輩の姿

練習で、積極的に味方にパスを出します。
自分がドリブルで仕掛けるだけでなく、「味方を生かす」プレーを意識的に磨きました。

思い浮かべていたのは、偉大な先輩の姿でした。
2011年、優勝したときのキャプテンだった澤穂希さんです。
自分で点を取るだけでなく、つねに全体を見渡して、チームの力を最大限引き出す。
岩渕選手は、その存在の大きさを間近で感じていました。

岩渕真奈選手
「すごいのひと言。
かっこいい、うまい、すごい、優しい、でも厳しい、すべてが備わっている。
自分でドリブルして満足するだけではだめという気持ちになった。
そこから少しずつ変わったと思います。」

“チームの勝利を優先” 岩渕選手の新たな姿

澤さんのような、チームの中心選手になる。
岩渕選手の新たな姿が見えたのが、去年(2018年)4月のアジアカップでした。
得意のドリブルで相手を引きつけ、味方へパス。
3得点に絡む活躍で、チームをワールドカップ出場に導きました。
「何よりもチームの勝利を優先する」。
ワールドカップに向け、目指す道は明確です。

高瀬
「ストライカーや点取り屋は、自己中心的な部分が必要な気がするが?」

岩渕真奈選手
「あるときはある。
でも、チームが勝つことが大事。」

高瀬
「ちょっと大人になった?」

岩渕真奈選手
「なれてるかなと、少しだけど思います。」

2019年ワールドカップへ 目標は?

真価が問われるワールドカップ。
見据える目標は。

岩渕真奈選手
「“優勝する”です。」

高瀬
「あえて聞きます、その心は?」

岩渕真奈選手
「2019年のワールドカップで優勝するのも、最大の目標。
やっぱり勝ちたい。
“勝利”とかにしようかと思ったんですけど、“優勝”にしました。
目の前の相手に負けないようにやりたい。」

2019年W杯 1次リーグ 日本はグループD

和久田
「2011年、18歳のときの印象が非常に強いんですが、そこから自分のプレーを磨く段階を超えて、チームを引っ張る。
変化、成長を感じます。」

高瀬
「大きく構えて、ゆったり柔らかく話してもらった印象があったんですが、揺るぎない決意、それから自信。
調整も順調ということですので、期待できるんじゃないかなと思います。
『なでしこジャパン』のワールドカップの1次リーグの組み合わせがこちらです。
日本はグループD、こちらの3チームと対戦します。
決勝トーナメントには、各グループの上位2チームを中心に16チームが進出できます。」

和久田
「是非、岩渕選手に引っ張っていただきたいです。」

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