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2018年11月24日(土)

親に代わって教えます 片づけ家庭教師

小郷
「お母さんやお父さんの、こんな悩みについてです。」

それは、子どもの片づけ。
できていますか?

母親
「片づけ…やったりやらなかったり。」

父親
「ちょっとずつはやるが、自主的にはまだしない。」

母親
「“片づけしないと捨てちゃうよ”と言うとやる。」

新井
「私も子どものころ、よく言われましたね。」

小郷
「なかなか子どもって自分からはやらないんですよね。
取材した高橋アナウンサーです。」

高橋
「お子さんに『早く片づけなさい!』と毎日のように言っている、そんな親御さんも多いのではないでしょうか。
そこで、片づけを親に代わって子どもに教えるサービスが登場したんです。」

子どもの片づけ どうやって教える?

高橋
「さっそくお邪魔してみようと思います。」

訪ねたのは、子どもの片づけに悩むお母さん。
横沢愛実(よこざわ・まなみ)さんです。
小学6年生の息子と3年生の娘、2人の子どもがいます。

横沢愛実さん
「片づいてなかったら、“出ているものを全部あした捨てる”と言います。」

2人は部屋でどう過ごしているのか、観察してみることにしました。

はじめは野球をしていましたが…。
妹の莉愛(りあ)ちゃん。
ぬいぐるみを…ポイッ。

高橋
「遊ぶと思いきや。」

新井
「あれ、飽きちゃったかな…?」

小郷
「こうやって広げるんですよね、子どもって。」

ぬいぐるみを床に転がしたまま、結局、勉強机の所でお兄ちゃんと遊び始めました。
一番問題だとされていたのは…。

高橋
「机、見せてもらっていい?」

横沢莉愛ちゃん
「いいよ、ぐちゃぐちゃだけど。
いつもだともっと汚い。」

新井
「いや、でも、子どものころってこんな感じでしたよね。」

高橋
「しっかりしまい込んではいるんですけどね。」

片づけ家庭教師 人気の背景には…

そこで、横沢さんが頼んだのが、この人!
子どもに片づけを教えてくれる家庭教師なんです。
お値段は、2時間で1万2,000円!
子どものために役立つと、頼んでみました。

このサービスを始めた企業です。
元々は子どもを持つ家庭向けに家事の代行サービスを提供していましたが、お客さんから「子どもに片づけを教えてほしい」という要望が相次いだといいます。
共働き世帯が増える中で、引き合いが多くなっているそうです。

家事代行サービス会社 川原林毅彦さん
「(共働き世帯の母親は)効率よく家事・育児をしていかないといけないと時間に追われている。
家事・育児・仕事に追われている女性を支援していきたい。」

家庭教師を依頼した横沢さんも共働き。
夫は出張が多く、自身も自宅でエステサロンを経営しています。
朝から家事に、仕事に追われる横沢さん。
一方の莉愛ちゃんも、学校のあとは宿題や習いごとがあります。
寝るまでに2人で自由に過ごせるのは、夕食後の30分だけ。
その貴重な時間に、片づけのことで、叱ることもありました。

横沢愛実さん
「仕事と家事で忙しいので、仕事終わって(子ども部屋を)見に行くとぐちゃぐちゃの状態で、怒ってしまう。
本当に負の連鎖。」

片づけ家庭教師 指導の現場に密着!

家庭教師に片づけを依頼したのは、あの机。
指導のねらいは「子どもがみずから進んで片づけること」。

片づけ家庭教師 小林美菜さん
「全部出していきましょう。」

1つめのポイントは「全部出す」。
家庭教師の小林さん、すべてを出すことでどれだけのものがあるのか、莉愛ちゃんにもわかるようにします。
ポイントその2、「子どもに選ばせる」。

小林美菜さん
「例えばこれ、どう?使う?」

横沢莉愛ちゃん
「これは使う。」

使う、使わないは、あくまで莉愛ちゃんに判断させます。
本当に必要なものは何か、考える癖をつけるためです。

小林美菜さん
「よく使う消しゴムはどれかな?」

10個以上あった、どれも大切な消しゴム。
莉愛ちゃんは自分で考えて、1つだけ選びだすことができました。

横沢莉愛ちゃん
「これ。」

小林美菜さん
「それか、使いやすそうだね。」

小林美菜さん
「えらいね、掃除もして。
気持ちいいよね、掃除すると。」

そして最後のポイントは、とにかく「褒める」こと!
小林さん、莉愛ちゃんの小さな成果も見逃しません。

小林美菜さん
「いいね。
すごい、上手。」

しっかりと評価することで、自信をつけさせていきます。
そして、2時間のコースが終了しました。

横沢愛実さん
「すごい!」

物があふれかえっていた勉強机が…。
なんということでしょう!
きちんと整頓され、このとおりスッキリしました!

横沢愛実さん
「(掃除に)集中していて、分けるのもすごく早かったので、自分の子どもだけど、初めて見た姿でびっくり。」

横沢莉愛ちゃん
「すっきりした。
(床に)置いてある(別の)机で宿題をしていたけれど、自分の机でできると思った。」

1週間後 あの机は?

小郷
「きれいになりましたね!
でも、一時的に片づけることはできると思うんですよ。
問題なのは、これが継続してできるかどうかだと思うんですけど…。」

高橋
「このロケをしたのが、ちょうど1週間前なんですが、最新の情報を仕入れてきました。
母親の愛実さんが、莉愛ちゃんの机の写真を撮って送ってくださいました。
それが、こちら!」

小郷
「維持できてる!」

高橋
「莉愛ちゃん、習慣もついて、自宅だけでなく学校の机の片づけもできたそうで、お兄ちゃんにも片づけ方を教えてあげると張り切っているそうです。」

新井
「たくさん物がありましたけど、もともとあった物はどうしたんですか?」

高橋
「実は、明らかなゴミ以外は、足元の棚などにほとんど取ってあるんだそうです。
まずは家庭教師の小林さんと莉愛ちゃんの間で必要ないものを決めたので、捨てる時は改めて、親子で話して決めればいいそうなんです。」

小郷
「子どもが自分で片づけられたら、あの貴重な30分間も、親子でいろんな過ごし方ができそうですね。」

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