家庭教師に片づけを依頼したのは、あの机。
指導のねらいは「子どもがみずから進んで片づけること」。
片づけ家庭教師 小林美菜さん
「全部出していきましょう。」
1つめのポイントは「全部出す」。
家庭教師の小林さん、すべてを出すことでどれだけのものがあるのか、莉愛ちゃんにもわかるようにします。
ポイントその2、「子どもに選ばせる」。
小林美菜さん
「例えばこれ、どう?使う?」
横沢莉愛ちゃん
「これは使う。」
使う、使わないは、あくまで莉愛ちゃんに判断させます。
本当に必要なものは何か、考える癖をつけるためです。
小林美菜さん
「よく使う消しゴムはどれかな?」
10個以上あった、どれも大切な消しゴム。
莉愛ちゃんは自分で考えて、1つだけ選びだすことができました。
横沢莉愛ちゃん
「これ。」
小林美菜さん
「それか、使いやすそうだね。」
小林美菜さん
「えらいね、掃除もして。
気持ちいいよね、掃除すると。」
そして最後のポイントは、とにかく「褒める」こと!
小林さん、莉愛ちゃんの小さな成果も見逃しません。
小林美菜さん
「いいね。
すごい、上手。」
しっかりと評価することで、自信をつけさせていきます。
そして、2時間のコースが終了しました。
横沢愛実さん
「すごい!」
物があふれかえっていた勉強机が…。
なんということでしょう!
きちんと整頓され、このとおりスッキリしました!
横沢愛実さん
「(掃除に)集中していて、分けるのもすごく早かったので、自分の子どもだけど、初めて見た姿でびっくり。」
横沢莉愛ちゃん
「すっきりした。
(床に)置いてある(別の)机で宿題をしていたけれど、自分の机でできると思った。」