これまでの放送

おはBiz

2020年11月27日(金)

もったいない 驚きの活用術!

淡い色合いが人気のスニーカー。その秘密は“救われた食材”にあった!

動画はこちら

食品ロスの問題に関心が高まっていますね。これに目を付けて、ビジネスチャンスにつなげようという取り組みが今、注目されています。

東京駅の食品ロス年100トン 従業員に格安販売で1割減?

多くの食品が並ぶJR東京駅の商業施設。夜9時に店じまいする中、売れ残った、いなりずしやパンなどの回収が始まりました。これらの食品は、従業員の休憩スペースに次々と並べられていきます。東京都内のスタートアップ企業が、売れ残った商品を1キロ100円で買い取り、その日のうちに半額などの格安で販売しているのです。

販売する相手は、駅の構内で働く人。また売り場を店舗とは別の場所にすることで、値下げしても店のブランドイメージが損なわれにくいと考えました。結構通っているという男性は「おいしいものが安く買えるので。エコにもなるし」と言います。

これまで東京駅構内の食品ロスは年間およそ100トンに達していましたが、1割程度を削減できる見込みだといいます。取り組みを行っているスタートアップ「コークッキング」の峯岸晃希さんは「順調にいっている。ほかの商業施設でも展開できると思う。頑張っていければ」と話しています。

廃棄食材で染めたスニーカー 繊維商社が発案

廃棄食材を商品開発に生かそうという取り組みも始まっています。店頭に並ぶ「コンバース」のスニーカー。2020年に発売され、廃棄食材から出る色で染められたものです。ピンク色に見える品は「紫キャベツ」、淡いグレーの品は「ハーブのジュニパー」を使ったもの。「どちらも人気がある」とコンバースジャパンの稲村苑子さんが教えてくれました。

このアイデアを考えたのは、繊維商社の「豊島」です。食品ロスを減らすことを目的にした洋服やバッグなどを開発できれば、消費者にアピールできると考えました。まず食品メーカーや農園などから廃棄予定の野菜を買い取り、それぞれの食材の成分から染料を抽出します。その染料を使って、さまざまな商品を開発するのです。

現在扱っている食材はおよそ50種類。処理のしかたを微妙に変えることで、500もの色を作り出すことができるといいます。豊島の谷村佳宏さんによると、「化学染料で染めたような直接的な色ではなくて、淡くてかわいい色が出るところをすごく評価していただいている」といいます。

コンバースのブランドでは、厳選した染料を使い5種類のスニーカーが生み出されました。今後さらに多彩な靴を提供していく方針です。コンバースジャパンの稲村さんは「このシューズが、どういった背景で作られているモデルかをお客様に説明すると、愛着がまた一つ湧いて付加価値ができる。いろいろなアイテムを展開していきたい」と話しています。

東京駅の従業員向けに売れ残った食品を販売する取り組みで、「そば屋の人もやっぱりパンを食べたいんだなあ」と思いながら映像を見ていたんですが、いろいろなお店が入っているモールなどであれば、同じような取り組みができそうですね。

いいアイデアですよね。これからは、環境を重視しながらいかにもうけるかが、企業の課題であり、かつヒントになると思います。

動画はこちら

関連情報

新着記事

新着ブログ

Page Top