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2020年11月25日(水)

育児もAIで!?進化する“ベビーテック”

画像分析で“うつ伏せ寝”を警告。アプリで泣き声の原因診断も!

“ベビーテック”は、最新のテクノロジーで子育てを支援しようというものです。最近では商品のコンテストまであって、開発が進んでいます。

センサーでAIで…赤ちゃんの眠りを見守る技術

【報告:経済番組 矢島哉子ディレクター】
商品のコンテストで、子どもの安全を見守る技術として2020年の「大賞」を受賞したのが、マットを使った「睡眠見守りシステム」です。マットの内部に8つのセンサーがあり、睡眠中の子どもの動きを監視し、呼吸などに異常があればタブレットで知らせます。

また「優秀賞」を受賞したのが、「うつ伏せ検知カメラ」。天井に設置して撮影した睡眠中の子どもの画像をAIが分析し、“うつ伏せ寝”を警告します。

コンテストを主催した「パパスマイル」の永田哲也代表は「楽しく見守ることは大前提なうえで、皆さんいろんな工夫をされている」と話しています。

泣き声の原因は? 2万人のデータからAIが分析

進化を続ける“ベビーテック”。60万人以上がダウンロードするアプリも登場しました。最大の特徴は、AIが赤ちゃんの泣き声を分析し、その原因を推測する「泣き声診断」です。11か月になる私の娘に試してみました。自宅で夫と遊んでいた娘。しばらくすると「ふぇぇぇ~」とぐずり始めました。

泣き声を録音すると、分析結果は「眠い 75%」「怒っている 25%」。寝かしつけると、5分ですやすやと眠ってしまいました。

このアプリでは、どんな仕組みで泣き声を診断しているのでしょうか。2万人の親が記録した赤ちゃんの泣き声を「眠い」「空腹」など、親が推測した原因もあわせてデータ化。AIに学習させ、原因を「空腹」「眠い」「怒っている」「遊んでほしい」「不快」の5つに分類しました。それをもとにAIが泣き声を分析しているのです。

夜泣きのお世話 アプリで改善?

もう一つ、親にとって大変なのが、夜泣きの世話です。そこで、夜中に世話をした際にアプリに記録すれば、その回数をほかの子どもと比較できるようにしました。

直近1週間の夜泣きの回数が、同じ時期に生まれた子どもの中で上位30%に入ると、「夜泣きアラート」という特別な画面が表れます。夫婦で世話の分担を見直すなど改善を促します。

アプリを開発した「ファーストアセント」の服部伴之CEOは「夫婦のコミュニケーション(の向上)もそうだし、安全に安心して笑顔で育児ができる仕組みづくりができるのではないか」と話しています。

きのうバスに乗っていたら、かわいい赤ちゃんがいたんですが、「泣いてるなあ」と思って見たら笑ってたんですよ。声を聞き分けられているかといったら、なかなか難しいんだなあと思いました。

ははは。泣いている理由の本当のところは赤ちゃん本人にしか分からないので、泣き声診断の「検証」は難しいですね。ただAIを使っているので、親からのフィードバックでAIがまた学習を積み重ね、精度を上げているそうです。

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