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2020年6月15日(月)

“非対面”ビジネス ロボットで安心を!

警備や営業。現場にいなければできない仕事…ではなくなりつつある?

“ウィズコロナ”の時代、人と接しない「非対面」のビジネスが注目されています。そうした中、ロボットを活用する動きが広がっています。

オフィスを見回り、消毒作業も

【報告:経済部 佐々木悠介記者】
東京・江東区にある大手建設会社、竹中工務店のオフィス。飛沫感染を防ぐ目的で、警備員に代わり見回りを行うロボットの導入が検討されています。ロボットにはカメラを搭載し、担当者が離れた場所から映像を確認できます。不審な人物が映し出されると、警備員が駆けつける仕組みです。アラーム音を発し、警告ランプをともすこともできます。

竹中工務店経営企画室の浅井隆博さんは「どうしても出社しなければいけない業務もある。その中で安全に快適に仕事をしていただく空間をつくるのは大事なこと」と話しています。

さらに、この警備ロボットには4月から、消毒液を散布する機能も新たに加えました。エントランスのいすやエレベーターのボタンなど、清掃員に代わり消毒作業を行います。センサーもあり、人を検知して自動で停止することもできます。

このロボットを開発した会社「ZMP」ロボライフ事業部の龍健太郎さんは「安心して生活できるための消毒を、今後アフターコロナの世界でやっていかなくてはいけない」と話しています。

モデルハウスを案内 営業を効率化

一方、営業にロボットを導入することで“3密”を回避する動きもあります。さいたま市大宮区の住宅展示場。住宅メーカー「アキュラホーム」のモデルハウスでは、ふだんは中を案内してくれるスタッフがいません。代わりに案内してくれるのはロボットです。

玄関を入ると、出迎えてくれたのはロボット。その頭の部分に画面があり、映し出された営業担当者から「いらっしゃいませ。私のほうについてきてください」と話しかけられました。このロボットは担当者が遠隔操作し、リアルタイムで住宅の特徴を説明してくれます。居間に移動するロボットについていくと、「通常の天井より非常に高くなっていて、大きな窓を設けることで明かりを取り入れています」と説明してくれました。

さらにAIスピーカーも活用。ロボットを通じて営業担当者が「カーテン閉めて」と言うと、AIスピーカーが「分かりました」と応え、居間のカーテンが動き出しました。アキュラホーム営業担当の中井昌文さんは「ふだんの展示場での打ち合わせと変わることなく、顔と顔を合わせてコミュニケーションが取れている」と話しています。

ロボットの導入は、営業の効率化にもつながるといいます。1か所から遠隔操作で営業できるようになり、複数の展示場を回る必要がなくなりました。会社では、大幅な移動コストの節約につながると考えています。

アキュラホーム営業責任者の湊洋平さんは「運営コストを下げることで、お客様への営業価格を抑えることができる。これによって、お客様にも喜んでいただけるし、新しい働き方につながっていく」と話しています。

「非対面」はどちらかというと、企業先行で進んでいくのかな、という気がします。私たち消費者はそれについていって、だんだん慣れていくのかなあ、と感じますね。

そうですね。まずは企業の在宅勤務など新しい働き方を手助けするものとしてロボットの導入が進むかもしれません。非対面がこれから加速していく可能性がありそうです。

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