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2019年9月18日(水)

あなたのお口も…?歯周病“発見”ビジネス

患者は日本人の7割?身近な病気の予防ニーズに応えるビジネスが続々。

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歯周病は、日本人の7割がかかっているとも言われています。歯ぐきが下がって歯がぐらついたり、口臭の元になったりする、身近で怖い病気ですね。歯科医の診断を受ける前に、予兆を見つけて歯を守りたい。そうしたニーズに応えるビジネスが広がっています。

歯周病だいじょうぶ? 色で早期発見

【NHK大阪 甲木智和記者】
大阪の老舗歯ブラシメーカー「ヤマトエスロン」が開発しているのは、歯周病のリスクを調べる装置です。歯間ブラシで歯こうを取り、特殊な液体につけ、装置にセットして40分待ちます。

すると、陽性だった場合は赤色に表示されます。口の中の菌の数を推定し、歯周病の予兆を色で示すのです。研究開発担当の辻勇輔さんは「早期発見が非常に大事になってくる。ビジネスのチャンスじゃないのか」と話します。

口臭を数値化

一方、大阪のベンチャー企業「NOVENINE」は、口の臭いに注目。現役の歯科医師と医薬品メーカーの元社員が会社を立ち上げました。9月に出来たばかりの試作品を見せてもらうと、センサーで歯周病の兆候を示す特殊なガスを検知する仕組みです。

社員の一人は試作品を手に「ふたを開けて、息を吹きかけて、歯周病をスクリーニングするところが、この歯ブラシの特徴」と説明してくれました。歯磨きのついでに異変に気付いてもらおうというのです。歯ブラシはアプリと連動して、歯周病の可能性を数値で示してくれます。単位はなんと「クサ」です。

歯周病の早期発見に役立てたいとの思いで開発しているこの商品は、2020年夏の販売を目指しています。代表で、歯科医師の竹山旭さんは「臨床現場で一人一人を治療してくのは限界がある。事業化することで変えられることが、歯科の分野ではあるのではないか」と考えています。

歯ぐきの状態 AIが評価

また、大手日用品メーカー「ライオン」は人工知能を活用。AIによる画像解析を使ったサービスを始めました。年齢を入力し、口の中をスマホで撮影すると、AIが歯ぐきのハリや下がり具合などを3段階で評価します。

それぞれの結果をもとに、最適な歯磨き粉や歯ブラシなどを紹介することで、売り上げ拡大につなげようというねらいです。会社では、年齢のほかにも、喫煙や飲酒の有無などの情報も組み合わせて、解析の制度を上げていこうとしています。

オーラルケア事業部の横手弘宣ブランドマネジャーは「(歯周病予防の)製品の開発だけではなく、(製品を)お客様が選びやすい環境をつくることも大切」とし、「AI技術、可視化する技術は非常に可能性を持っている」と話しました。

自分で歯周病をチェックしてみて、「100クサ」と表示が出たら、結構傷つきそうですけどね。

まあ、大事なことですからね。歯医者で定期的に検診を受けることも大事だと思いますが、自分で予防する意識を持つためには、こうしたツールを使うことも役に立ちそうです。

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