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2019年9月10日(火)

レジ不足がビジネスチャンスに

軽減税率対応のレジの導入が間に合わない!ピンチを逆手にとった、福岡での取り組みとは。

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いよいよ10月1日に消費税率の引き上げが迫りました。軽減税率に対応した新しいレジに注文が殺到していて、納入が間に合わない事態が起きています。ところが、それを逆手にとって、ビジネスチャンスにつなげようという動きが出てきています。

レジがなくても瞬時に計算 スマホ決済も対応

【報告:NHK福岡 金子泰明記者】
福岡市にある喫茶店。軽減税率に対応した新しいレジへの買い替えはしていません。ただ、会計に手間取り時間がかかってしまうと、客足が遠のいてしまうのではないか、との懸念も。そこで、東京の情報サービス会社が開発した、会計システムを導入することにしました。

10月1日以降は、店内で飲むコーヒーは税率10%で、テイクアウトするケーキは税率8%です。導入したシステムは、「店内飲食」と「持ち帰り」で異なる税率を瞬時に計算し、合計金額をはじき出してくれます。

さらにこのシステムは、スマホ決済にも対応しており、一気にキャッシュレス化を進めることができました。システムを導入した白石泰隆さんは「お待たせすると申し訳ない気持ちになるので、スムーズに会計できたほうが、お客さんにとっていい。こっち(導入した会計システム)のほうが断然早いんじゃないか」と話していました。

中国客取り込みへキャッシュレス化の好機

福岡ではこのシステムを、地元のベンチャー企業「ワクフリ」と商工会議所が、連携して普及させようとしています。導入が進めば、店舗側にとっても大きなビジネスチャンスにつながると考えています。

福岡には、キャッシュレス化が進む中国からの旅行客が殺到しています。システムの導入を進めることで、軽減税率への対応だけでなく、インバウンドの消費まで取り込むねらいです。ワクフリの高島卓也社長は「『今までだったらキャッシュレス化できなかっただろうな』みたいな店が『キャッシュレス入れたい』という話が出やすくなっている」と感じています。

高島社長は「『キャッシュレス化が進んでいる国といえば中国』と、いろんな方に聞いても声をそろえて言う。インバウンドのことも考えてキャッシュレスの導入を考えていかないといけない」と話しています。

軽減税率の開始に向けて、こういう対応も出てきているんですね。

福岡の取り組みでは、ベンチャー企業が、店に代わって商品の値段や税率を入力するなどサポートしています。中小商店の支援策として注目されると思います。

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