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2019年4月24日(水)

パンをプロデュース!

ヒットの裏にはプロデューサーがいた!

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「プロデュース」という言葉は、映画や音楽の業界でよく使われますが、「生み出す、つくり出す」という意味。従来のイメージを超えて、今や意外な分野にも応用されています。

ネーミングと味 “ギャップ”が人気の高級食パン

東京・清瀬市のある店は、開店1時間前にもかかわらず、お客さんたちがずらりと行列をつくっています。店名は「考えた人すごいわ」。インパクト絶大なネーミングです。

正体は、高級食パンの専門店です。小麦粉やバターなどこだわりの食材を独自の製法で仕上げ、まるでケーキのような食感を生み出したといいます。ユニークな店名に引けを取らない食パンの出来栄えに、リピーターが続出。2018年6月にオープンして以来、毎日450本が完売している人気ぶりです。

ある女性客は「すごいネーミングのパン屋ができたよということで」早速、来店したとのこと。客のなかには「100回以上来ている。一度食べたらやめられない」という男性客もいました。

この食パン専門店を手がけたのが、「ジャパン ベーカリー マーケティング」の社長で、「ベーカリープロデューサー」の岸本拓也さんです。18~19年にかけ、27のパン屋をプロデュースしてきました。

ヒットの秘けつについて岸本さんは、“ギャップ”をいかに生み出すかだといいます。「最初は『何だろう?』と思った時に、『実はものすごく正統派な味だ』となると人の心が動く。そしてまた誰かに伝えたくなる。そこにビジネスの商機がある」と話します。

地元で評判の味を東京のオフィスへ パン屋をつなぐ新ビジネス

一方、地元のパン屋をプロデュースして新たなビジネスを展開しようという取り組みもあります。群馬県桐生市の会社「パンフォーユー」が18年に立ち上げたのは、冷凍パンの宅配サービス。自慢はパンの種類の豊富さで、「わさびパン」などオリジナルのパンをそろえています。

品ぞろえの豊富さには秘密があります。地元で評判のパン屋を発掘し、それぞれの得意なパンを冷凍して取りまとめ、企業に配送しています。地元の店にとっても、新たな販路を開拓できるメリットがあります。参加しているパン屋「アルファルファ」の代表、須永光一さんは「新しいマーケット、東京のオフィスとか、夢を考える状態で取り組ませていただいている」と話しています。

この冷凍パンの宅配サービスは、東京都内の企業など45社が導入しています。そのなかの一社を訪ねると、社員たちがレンジで温めたパンをぱくり。「思ったより、もちもち」などと好評でした。冷蔵庫で1か月間保存がきくため、いつでもバラエティ豊かなパンを味わえると評判です。

パンフォーユーの矢野健太代表は「少量多品種で作れるパン屋さんとメーカーさんをどんどんつなぎたい。彼ら自身が誇りを持てるようなブランディングをする」と話しました。

ベーカリープロデューサーに続いて、「ようかんプロデューサー」とか「かき氷プロデューサー」とか、いろいろ出てくるかもしれませんね。

新しいですね!こうしたプロデュースが地方の企業や商店を元気にして、地方活性化につながるかもしれませんね。

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