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2019年3月25日(月)

3Dプリンターで食が変わる!?

SFの世界の食事が現実に?

3Dプリンタ―は工業製品などによく使われていますね。それが今、食の分野にも進出しつつあります。

ハイテクシェフが腕を振るう 世界初のレストラン

アメリカの人気SFドラマ「スタートレック」。未来の宇宙船内で、クルーの一人が「ナマズのフライ」を注文すると、何もないところから食べ物が出現します。こんな未来の世界が現実になりつつあるのです。

2018年9月、オランダにオープンしたレストラン。ちゅう房で腕を振るうのは、3Dプリンタ―です。常設のレストランとしては、世界初です。

野菜のピューレを何層も積み上げるなど、独創的な料理をつくり出しています。シェフのスミンクさんが「客にサプライズを与えたい」と3Dプリンターを導入しました。調理の手間も減らせそうですね。

“にぎりずし”を3Dプリンターで

一方、日本では、3Dプリンターを活用して、すしをつくり出そうというプロジェクトが立ち上がっています。大手広告代理店の電通や、自動車部品メーカーのデンソーなどが共同で進めています。

3Dプリンターがつくっているのは、“エビのにぎりずし”。もちろん食べることもできます。技術レベルを高めて、将来はよりリアルなすしに近づけたいといいます。

基礎は“介護食”の研究

このプロジェクトの基礎となるアイデアを提供しているのは、山形大学。ブロック状の食品を積み上げる技術を開発しました。もともとは介護食の研究からスタートしたものです。使っているのは、ゼラチンで固めた5ミリほどの大きさのブロックです。これを積み上げ、食べ物の形にすると・・・“リンゴ”が出来ました。

ゼラチンで固める材料を変えることで、味や食感、さらにはビタミンなど必要な栄養素を自在に組み合わせ、一人ひとりに最適な食事を提供しようという構想です。山形大学大学院の古川英光教授は「この小さなツブツブの組み合わせで実現できるところがアイデア」と話しています。

東京にもレストランオープン?

3Dプリンターによる、「にぎりずし」プロジェクト。20年には東京都内にレストランをオープンする計画です。このプロジェクト「オープンミールズ」の代表を務める、電通の榊良祐さんは「2020年のレストランは、食がデータ化されて自由にデザインできるようになる。新しい食の文化が、テクノロジーが入ることでさらに発展する」と考えています。

ええ!ちょっとまだレストランは早いんじゃないかな、と思いますけども・・・。エビのにぎりずしは、味もその味になっているんですか?

味も食感も、すしに近づけるべく努力するそうです。3Dプリンターらしい、目新しいデザインのすしも考えているそうですよ。

イカがお城の形!これ和菓子でもいいんじゃ・・・いや、そう言っちゃだめですね。すしでこれを実現しようとしているんですよね。

食のデータ化によって、シェフがいらなくなるのかといったマイナス面も思い浮かべそうですが、せっかくなら、一歩先を行くテクノロジーと上手につきあったほうがいいような気がします。

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