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2018年12月25日(火)

復活!? ガラケー人気

どんなニーズがガラケー人気を支えているのか?

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いまやスマホが主流の中、パタンと折りたたむ「ガラケー」は店頭でも隅に追いやられてしまった感があります。ところが最近、そのガラケーの人気がじわじわと復活しています。

利用料安く “スマホ疲れ”も?

中古の携帯電話を扱う専門店「携帯市場」。関東を中心に11店舗を構え、ネットでもガラケーを販売しています。訪れるのは主に、40代以上のビジネスパーソンです。ある男性客は「こちら(ガラケー)に慣れちゃっているもんですから」。スマホは使いにくいですか?と聞くと、「よく分かりません」と苦笑しました。

スマホに比べて利用料が安いことや、機能が多いスマホに「疲れた」といった理由で、ガラケーを求める人が増えているといいます。確かに“スマホ疲れ”はあるかもしれませんね。

2018年の販売台数は17万台を超え、17年より5割増えました。携帯市場の粟津浜一CEOは「電話だけできればいい、メールはショートメールで大丈夫、カメラもいらないという方も多い。ビジネス的にもチャンスは大きい」と話しています。

あえてガラケーに変更 「作業効率上がった」会社も

一方、スマホを使いこなす人たちからもこんな声が上がっています。ある男性は業務用に会社からスマホを支給されているそうですが、「会社の携帯とか本当にガラケーにしてほしい。電話だけで(いい)。会社の携帯でLINEしないですから」といいます。

実際に、業務用の携帯をガラケーに変えた会社もあります。介護用リフォームを手がける会社「ユニバーサルスペース」はスマホを支給してきましたが、9月からコスト削減を目的にガラケーに変更。利用料を半分に抑えることができました。

そのうえ、現場での作業効率が上がったといいます。例えば、手袋をしているとスマホは扱いづらいですが、ガラケーなら大丈夫。肩で挟んで通話ができるので、両手が空いてタブレットを操作することもできます。

社員の男性は、スマホで通話していた時は「ちょっと待ってください、今調べてます」と、いったんスマホを耳から離して操作していたそうで、「すごく早い、こっちのほうが」とガラケーへの変更を歓迎しています。

ユニバーサルスペースの遠藤哉社長は「コストカットするだけで使いづらいのではしょうがないけど、社員はうまく使ってくれているので、このままいきたい」と話しています。

通話とショートメールのみ 新ガラケーを開発

さらに、新しいガラケーの開発に乗り出したベンチャー企業もあります。「W.H.O」社長の渡辺哲也さんは家電量販店のバイヤーを務めた経験から、シンプルさを追求したガラケーに需要があると考えました。

そこで作ったのは、通話とショートメールに機能を絞ったガラケー。カメラもなく、ネット検索もゲームも、SNSもできません。年明けに予約を受け付け、19年3月に販売を始める予定です。

渡辺社長は「『電話だけでいい』というようなニーズも間違いなくあるので、そのお客様にリーチしたい」と話しています。

私の父親はスマートフォンを持ち始めたばかりなんですが、早くも「ガラケーに戻したい」と言い始めているんですよ。「戻したら二度とスマホはできないよ」と、今せめぎ合いをしているところです。

なるほどねえ。中古ガラケーの販売会社の調査では、実際スマホを使ってきた人の中にも、「スマホをやめたいと考えたことがある」人が4人に1人いるといいます。シンプルなほうが使い勝手がいいという声もあるし、スマホを1回持ったらやはり手放せないという人もいる。皆さんは“どちら派”でしょうか?

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