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2018年8月20日(月)

あなたの“キャンセル”買います

あなたのキャンセルが、誰かの旅行につながるかも。

夏の旅行シーズン。せっかく予約を入れたのに、急に仕事が入ったり、子どもが熱を出したりして、旅行をキャンセルしなければならないことがありますよね。そこに着目した新たなビジネスの登場です。

サイトに売られた宿泊予約 格安で購入

観光客でにぎわう沖縄。Tさんは東京から夫婦で遊びに来ました。急に休みが取れて直前に旅行を計画したため、ホテルはどこも満室でしたが、ある方法で格安の宿泊予約を取ることができました。3泊で7万円以上する部屋に、2万4,000円で泊まることができたのです。

Tさんが利用したのは、宿泊予約を売りたい人と買いたい人を結びつけるサイト。「こちらの『キャンセル』というサイトを使った」と説明してくれました。

買う側「満足」 売る側も料金を一部回収

Tさんが格安で宿泊できた仕組みを見てみましょう。最初に、ある男性が沖縄のホテルを予約。およそ7万円の宿泊料をすでに支払っていましたが、急に旅行に行けなくなりました。予約したプランはキャンセルしても返金されないものだったため、これをサイトに売却。買い取り価格は宿泊の日にちが迫っていたため、3割程度の2万3,100円でした。サイトは仲介手数料を上乗せして2万4,000円で掲載。これを購入したのが、Tさんでした。

Tさんは「私からは『ありがとうございます』としか言えないが、非常にいい価格で(予約が)取れて満足している」と話しています。

一方、宿泊予約を売った大塚貴光さん。沖縄に行くことはできませんでしたが、戻ってきたお金を使って、後日、家族旅行に行ったといいます。「7万円まるまる損していたのが、2万円以上戻ってきた。(旅行中の)食事代ぐらいは取り戻せたというか、回収できた」と話しています。

サイト運営企業「課題解決になれば」

このサイトを運営するベンチャー企業「キャンセル」。山下恭平社長は、ネットでの宿泊予約のなかに、早く予約すると料金が安くなる代わりに、キャンセルしても返金されないプランがあることに目を付けました。

旅行に行けなくなって宿泊料を無駄にしてしまう人がたくさんいるのではないかと考え、このビジネスを始めたといいます。山下社長は「本当にキャンセルしなければいけなくなった時に、僕らのサービスがそういった人の課題解決になるサービスになれば」と話しています。

キャンセル料を払わなければならないとなると、かなり残念。経済的にも精神的にもダメージが大きいんですよね。いくらかでも回収できるなら、ありがたいですね。

そうですね。アメリカでは、公認サイトでプロスポーツの試合の予約を転売できたり、オークションで購入できたりする仕組みもあります。キャンセルもシェアする。そんな時代に入ってきているということでしょうか。

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