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2018年4月25日(水)

子どものそばで働けるオフィス

オフィスの奥は、保育所。子育て中のビジネスパーソンのニーズに応えます。

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子育て中のビジネスパーソン向けのオフィスを紹介しましょう。保育所の空き待ちという方も多いと思いますが、ずばり“保育所と一体になったオフィス”が登場しました。

オフィススペースと保育所 セットで

東京駅のすぐ近く、三菱地所が運営するオフィスビルを訪ねました。東京・丸の内に今週オープンした新しいオフィスです。

個別で仕事ができるブースが設けられており、そこから奥へ入ると保育所スペースもあり、子育てと仕事を両立することができます。保育所を利用できるのは、三菱地所のビルに入居していて、利用契約をしている会社の社員などです。

この保育所は、すぐ隣にあるオフィススペースの利用とセットでサービスを提供しています。勤務先の許可さえあれば、日中、子どものそばで仕事に専念できます。

「何かあったときに、すぐそばに」

利用者の一人、齊木都さんは、生後9か月の男の子のお母さんです。自宅近くの保育所3か所で受け入れを断られ、待機児童になっていました。
齊木さんは「(自宅近くの保育所を)探してはいたが、希望のところがだめだった。やっぱり実際は厳しかった」と話します。

都心まで子どもを連れていくことに当初、不安がありましたが、時差出勤が認められ、通勤ラッシュも避けることができることから、このオフィスを使うことにしたといいます。

齊木さんは、保育所と一体になったオフィスの利点について「すぐそばにいるので、何かあったときにのぞきに来たり、具合が悪ければすぐ迎えに行ったりできるところが、いちばん助かる」と話しています。

子育て支援で「ビルに付加価値」

このオフィスを開いた三菱地所は、全国で100を超えるオフィスビルを運営しています。働く人たちが安心して子育てできるサービスをつくれば、今後、企業を呼び込む際のアピールになるといいます。

三菱地所プロパティマネジメントの須田準人さんは「都心に近づけば近づくほど保育園が足りないという問題があるので、われわれが運営管理しているビルに付加価値をつけるというところがいちばんのポイント」と話しています。

最近、社内に保育所をつくる企業が出てきていますが、そうしたケースとはまた違うんですね。

少し違いますね。一つは、多くの企業の人が共同で使うことができる点。それから、企業内の保育所の場合、ママやパパが朝、子どもを預けた後、違う場所で仕事をしますが、このオフィスは、ママやパパたちの側が、働く場所を子どものそばに移してくるわけです。

「オフィスが保育所に近づいた」ということになるんでしょうか。常に目の届くところに子どもがいるというのは大きいですね。

人手不足が深刻化するなか、子育て中の人に活躍してもらうため、こうした試みも広がっていきそうです。

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