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おはBiz

2018年4月23日(月)

人気上昇 バーチャルユーチューバー

「バーチャルユーチューバー」人気の舞台裏に迫ります。

高瀬さん、ユーチューバーはご存じですよね。「おはBiz」でも以前、紹介しました(2017年8月31日放送)。ネット動画で広告収入を得るタレントのような存在になっていて、HIKAKIN(ヒカキン)さんらが有名。最近は子どもたちの「なりたい職業」の上位にもなっています。

そのユーチューバーとしての活動を、架空のキャラクターが行うのが、「バーチャルユーチューバー」です。ファンも急増中で、その影響力に企業も注目し始めています。

「キズナアイ」 チャンネル登録175万の人気

今、人気ナンバーワンのバーチャルユーチューバー「キズナアイ」。「はい、やっほー!みんな見てる?バーチャルユーチューバー、キズナアイです」。かわいい姿と声が人気です。

ファンの数を示す、ユーチューブのチャンネル登録数は175万とトップクラス。最も多く見られた動画では、再生回数が300万回を超えました。

人気を受けて、企業広告にも引き合いが相次いでいます。日本政府観光局の訪日外国人向けPR動画では、
「I’ m Kizuna Ai! A virtual YouTuber」と英語でごあいさつ。さらに、大手出版社が写真集を発売するなど、関連ビジネスも広がっています。

収入を得る仕組みは実際のユーチューバーと同じ。キズナアイさんは「ユーチューブの広告収入って言われているものや、企業さんのプロモーションのお手伝いをして、って感じですね。ぜひ、よろしくお願いします!」と答えてくれました。

キャラ制作の舞台裏は?

バーチャルユーチューバーはどう作られているのか、東京都内のベンチャー企業「カバー」が、“舞台裏”の取材に応じました。この企業は、「ときのそら」というキャラクターを手がけています。

バーチャルユーチューバーは、人の動きをキャラクターの動きに簡単に置き換えられる、バーチャルリアリティ用の機材で制作します。
人が、頭、両手、腰、両足首に「トラッカー」という装置を付け、動きを赤外線センサーで測定します。そのデータをもとにCGのキャラクターを動かすのです。手に持った装置で、表情も自由自在です。

機材が安く手に入るようになったことで、キャラクター制作が可能になったといいます。カバーCEOの谷郷元昭さんは「ハイスペックなパソコンとVRの機材さえあれば、総額30万円ぐらいで、こういうことが実現できるところが非常に大きい」と話しています。

参入続々 「萌えキャラ」ユーチューバーで世界を目指す

盛り上がりを見せ始めているバーチャルユーチューバー。参入する企業が相次いでいます。IT企業の「グリー」は4月、100億円を投資して、バーチャルユーチューバーの会社を設立。今、デビューを目指し、システムの開発を進めています。

アメリカとアジアでも配信して、世界の日本アニメファンを狙います。社内では、社員から「海外の方に響くようなやり方はできないか」、「萌えキャラや、かわいいキャラクターは、『日本好き』っていう層にはささる」など、盛んに意見が交わされています。

グリー取締役の荒木英士さんは「日本のアニメ関連産業の市場規模は2兆円ぐらいある。(バーチャルユーチューバーは)日本のコンテンツのファンたちにとって、いいコンテンツなのかなと思っている」と話しています。

これ、バーチャルとは言っても、声は声優さん・・・ですよね?

ははは。そうですけど、そう言っちゃうと、夢が台なしになっちゃう。 バーチャルユーチューバーの多くは、声優さんや制作会社の存在を隠して、ファンに、キャラクターを一つの個性として見てもらうように努めているんですね。キャラクターに動きをつける“舞台裏”も紹介しましたが、特別に再現してもらったものです。ディズニーランドなどの世界観と同じような感じですね。

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