2018年03月14日 (水)アメリカ・テキサス州に日本人街?


おはBizキャスターの豊永博隆です。

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アメリカ取材報告の続編です。

アメリカで一番日本人が多く暮らす都市はどこか、ご存知ですか?
外務省の在留邦人統計によると、1位はロサンゼルスで、2位はニューヨーク。
順番逆だと思っていましたが、トップはロサンゼルス。
さらに意外だったのですが、3位はホノルル市周辺なんだそうです。
そして、サンフランシスコ、サンノゼ(いわゆるシリコンバレー)と続きます。

さて、本題です。
テキサス州ダラスの隣にプレイノという小さな町があります。
ここに今、急速に日本人向けのお店が集結しているのです。

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居酒屋、回転寿司の「くら寿司」、いわゆる100円ショップの「ダイソー」もありました。
店内に入ると100円だから1ドル均一かなと思いきや、多くの商品は1.50ドルでした。


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そして、日系スーパーも進出してきています。

Mitsuwaというスーパー、ニューヨーク近郊ニュージャージー州にも店舗があり、
ニューヨークに駐在していた時にはお世話になりました。
そのお店がテキサス州にやってきたのです。

店内に入ると、アメリカのスーパーではほとんど目にすることがない新鮮な魚介類、
納豆にしらす、松前漬けなど、日本の味が豊富な品揃えです。

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小さな町に「日本人街」が誕生した理由は、
トヨタ自動車の北米本社が移転してきたからです。

これまで販売の本社はカリフォルニア州、生産本部はケンタッキー州、
ばらばらだった拠点を一箇所に集約し、去年12月までに移転が完了したとのこと。
敷地面積は東京ドーム8・5個分というからとてつもない広さです。

このオフィスには4100人が働いているそうですが、うち日本からの駐在員は100人。
たかが100人と思うかもしれませんが、トヨタの事業に関連する企業が集結する可能性があり、
ビジネスチャンスを期待してさまざまな店が集まってきているわけです。

トヨタが西海岸から南部の都市に移転してきているように、
この10年単位でみると、アメリカは企業の南下が顕著になってきています。
トヨタとマツダは共同で建設する工場を南部アラバマ州にすることを決めました。
ジョージア州アトランタには、フィンテックや映画産業も続々と進出しています。

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一方、伝統的な産業に依存する都市は、厳しい環境におかれています。

テキサス州の日本人街については、
3月15日(木) 午前6時10分すぎの「おはBiz」で、
急成長する企業と都市の格差については、
午前7時台の「けさのクローズアップ」で放送します。


投稿時間:19:00

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