浮かぶ豪華ホテル
おはBizキャスターの関口です。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは、ホテルシップが検討されています。
つまり大型客船を港に停泊させて、ホテル代わりにするのです。
25日、大手旅行会社のJTBは米国のクルーズ会社と組んで、
横浜港でのホテルシップ事業の計画を発表しました。
2020年の大会期間中に実際に使われるクルーズ船は今、改装中だそうで、
記者会見は同じ会社の所属で、横浜港大さん橋に入港中の
「ダイヤモンド・プリンセス」号で行われました。
別の取材があって会見には行けなかったのですが、
私、このプリンセスには2か月前に会っています。
その写真がこちら。
4月28日、横浜港大さん橋に接岸した「ダイヤモンド・プリンセス」です。
総トン数11万5875トン、全長290メートル、定員は2706人です。
どうです、この気品ある佇まい。
うしろ姿もご覧の通り。完全にホテルですよね。
もちろん最上部にはプールもあります。
この船、船籍は英国籍ですが、建造したのは三菱重工業長崎造船所です。
なのでダイヤモンド。
こんな船に乗れたらなあ、と見上げていました。
実はこの日は、横浜港にとって特別な日でした。
というのは、この日、豪華客船が一度に3隻もいたのです。
何とも華やかなそろい踏み、競演でした。
なので、中区特派員としてはスマホ片手に繰り出したわけです。
こちらは「ノルウェージャン・ジュエル」。
9万3502トン、294メートル、定員2376人。
船体のペインティングが鮮やかです。
大さん橋の対岸の山下ふ頭に停泊していました。
ということは、その間に山下公園がありますから、もちろん「氷川丸」もいます。
新旧豪華客船の2ショットです。
3隻目が「MSCスプレンディダ」。
さすがに横浜港でも大型客船3隻を一緒に受け入れるのは大変なのでしょう、
この船は通常はコンテナ船の停泊が多い、大黒ふ頭に接岸していました。
大さん橋から見ると、ちょうどベイブリッジの下からのぞけて、なかなかいい景色でした。
こちらは13万7936トン、333・3メートル。
定員は何と4363人と、この3隻の中でも最大です。
大黒ふ頭まで行ってみると、いやあ、まさに浮かぶホテルそのものでした。
それにしても、僕がなぜこんなに船のスペックに詳しいか。
それはこれがあるからです。
2018年、横浜港への豪華客船の入港予定が一目でわかるこのポスター。
デスクの横に貼っています。
いつかはこんな客船でのんびり船旅に出かけられたら……。
まあ、夢のまた夢ですけれど。
投稿時間:19:00 |
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