2018年2月16日

スギ花粉の季節


土・日の気象情報を担当している南利幸です。

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2月半ばを迎えると飛び始めるのが、スギ花粉です。
まずはスギ花粉の写真です。
私が撮影しました。

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染色液で染めているので紫色になっていますが、実際は薄い黄色です。
大きさは0.03㎜から0.04㎜、肉眼では見ることはできませんが、
これが手すりや車のボンネットに大量に降り積もると、黄色い粉として確認することができます。

この花粉を生産しているのが、スギの雄花です。

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一つが小豆ぐらいの大きさです。
この中に花粉が何とおよそ40万個入っているとのことです。
一枝には100ぐらいの雄花があるので、一枝4000万です。
そうすると木一本は・・・

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木一本で小さな枝が100ぐらいはあるので、40億個になります(もちろん木によって異なります)。
山にスギの木が100本あったとすると、一山4000億個。
とてつもない数字です。
これだけの花粉が生産されているので、スギがない街の中にも花粉が大量に飛んでくるのです。

花粉が大量に飛ぶ日は、「風が強く、気温が高い日」です。
スギは風媒花と言って、風によって受粉を成立させる植物です。
気温が高い日は花がたくさん開きます。
そこで風が強くなると、花粉が舞い上がり、遠いところまで運ばれるのです。

今年はスギの雄花が結構ついており、昨年よりも花粉の飛散は多くなりそうです。
花粉症の方、花粉情報をよく聞いてくださいね。

「飛びスギる 強風高温 ご注意を!」

投稿時間:19:00 |  カテゴリ:気象キャスター | 固定リンク

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