2017年9月 1日

「ハイスペ」過ぎ?


おはBizキャスターの豊永博隆です。
経済記者として昔、駐在していたニューヨークに行ってきました。

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久しぶりのパスポートコントロール。
トランプ政権の厳しい移民政策の影響なのか、はたまた、ただ要領が悪いだけなのか(こちらの方が説得力あり)、長蛇の列。
入国管理官、仏頂面で、パスポートをボンと投げて来ます(渡すというより投げつけるに近い感じ)。

ニューヨーク・マンハッタンに向かうバスに乗ろうとしたら、どこにも案内がなく、道路に出てようやくチケットを発券する端末を持った担当者を発見。
外国人にも分かりやすくどこかに書いておいて欲しいなあ。

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ニューヨーク市内のバス用品売っているお店で。
店員さん、テスターではなく商品なのに勝手に中身のジェルを出して手にとって説明し、またそれを商品棚に戻しているし!(戻すというよりこれまた投げている!)
地下鉄や郊外の鉄道は遅れることしょっちゅう。携帯電話での通話はよく途切れます。道路はガタガタ。宅配便は玄関に放り投げられています。
でもこれがアメリカなんですね。

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ニューヨークに駐在している日本企業の知人は
「日本のサービスはハイスペックすぎてグローバルスタンダードになっていないんだよなあ」とぽつり。
確かに日本の丁寧なサービスは「ハイスペ」サービス。
それなのにその対価を十分もらえていないように思うのです。
これに対してアメリカは言ってみれば「ロースペ」サービスでしょうか?
それでも十分ビジネスとして成り立っていることがちょっと悔しい気もします。

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日本企業の海外展開というニュースをおはBizで取り上げることがあります。
課題となるのが、現地のニーズに対して日本製品やサービスは品質が高すぎて、価格も高く、あっていないという問題。
今後、日本は人口減少、市場縮小が懸念されるなか、現地にあわせた「ロースペ」モデルの開発が大事になってきそうです。

帰国して成田空港での光景。
手荷物受け取りのターンテーブルで「他人の荷物と間違わないようご確認下さい」と案内する航空会社の担当者。
エスカレーターの脇には「カートはこのように載せてください」と案内する人、降り口に近いところで別の人が立っていて「お気をつけてお降りください」との案内。
う~ん、やっぱり「ハイスペ」なんでしょうね。

投稿時間:19:00 |  カテゴリ:その他 | 固定リンク

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