2015年12月18日

常総線


土日担当の近田雄一です。
先月23日に放送した羽田美智子さんと行く関東鉄道常総線の旅。
放送時間の関係で泣く泣くお伝えできなかったこともありました。



関東鉄道の取材窓口、吉田一啓さんです。
吉田さんは、プライベートでも鉄道好き=いわゆる“鉄ちゃん”。
会った瞬間、同じ匂いを感じましたもん。
(ちなみにかなりの美声の持ち主、某市カラオケ大会で優勝経験ありとの噂)



番組内で吉田さんが案内してくださったのが、
常総線の車両が一堂に集まる水海道の車両基地。
実は9月の豪雨ではここも一面浸水被害を受けました。



徐々に水位が上昇していく中、緊急措置としてとられたのは、
浸水被害の無かった取手方面に急遽車両を移動させるという手段。
その数40両以上。社員総出で作業に取り掛かり、わずか数時間で避難は完了します。
一部は水に浸かったものの、車両への被害は最小限に食い止められました。

上記写真を撮影したのは水海道車両区長の国府田日出夫さん。
当日は、避難する車両の点検や連結作業に従事されました。
関東鉄道一筋、約40年の経験の中でも
今回の水害はとりわけ印象に残る出来事だったと言います。



早期に復旧できたその影には、鉄道マンたちの
迅速な判断力と行動力があったことを改めて知りました。





水海道駅から北上し、騰波ノ江駅でお会いしたのは
愛好家で作る『関鉄レールファンCLUB』と
関東鉄道を様々なシーンでPRする『レール☆メイト』の皆さん!
とびきりの笑顔と“関鉄愛”で迎えてくださいました。

ファンCLUBのメンバーには、大人たちに交じって一人の中学生がいます。
沿線育ちの彼の自宅は常総線の線路の脇、浸水被害にも遭いました。
彼は発災直後から、ツイッターで、独自に調べた沿線の被害の状況などを、
復興へのエールとともに発信し続けました。
しばらく運転見合わせが続いた後、復旧した列車の走行音を聞いたときは
涙が出る思いだったそうです。一つの日常が戻ってきたと。

鉄道が復旧したからといって町の復興が完了する訳ではありません。
ただ少なくとも、その走る姿は
地元にとって大きな一助になっている、そう実感した旅でした。

撮影にご協力頂いた皆さん、本当にありがとうございました。


 

投稿時間:19:00 |  カテゴリ:キャスター | 固定リンク

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