2015年10月19日

秋はそば好きの春。


早朝担当の堀越将伸です。
温暖な東京でも、深まる秋を感じるようになってきました。
もうすぐ、香り高い新そばの季節がやってきます。
そばは大好物。先日も都内の老舗に食べに行きました。



「江戸」といえば屈指のそばどころですが、
おいしいそばは全国にありますよね。
いつも食べ物のことばかり書いている気がしますが、
今回も、これまでに食べ歩いた各地のそばを振り返ります。



そばと聞いてまず思い浮かべる土地はどこでしょうか。
私の場合、前任地の信州、その中でも長野市の戸隠です。
「ぼっち」呼ばれるかたまりで盛りつけられる戸隠そば。
そばの強い香りや歯ごたえ、甘みを引き立てるつゆの味、
地元の辛味大根、「戸隠大根」の薬味、どれもすばらしい。
そして店を出た後の、高原の清らかな空気。もう幸せです。



長野局時代には、まさに県内くまなく食べに行きましたが、
時にはお隣の新潟県にも、そばを食べに出かけました。
めあては、「ふのり」を練りこんだ「へぎそば」です。
信州にはない磯の香りを感じるそば。くせになるんです。



そばはもりそばに限る…と思っていた自分勝手な常識を
見事にひっくり返されたのが、福井市で食べた越前そば。
地元では「おろしそば」と呼ばれるそうですが、
大根おろしとかつお節をのせ、つゆをかけて食べます。
具材に負けないそばの香り、互いを引き立てあう味わい。
もう一度食べてみたいそばです。

ほかにも山形の板そばとか、秩父のそばとか、
箸の代わりに丸々一本のネギを使う会津のねぎそばとか、
実はそばどころの初任地、北海道・釧路のそばとか、
思い出深い各地のそばはたくさんあるのですが、
最後に、ふだん無性に食べたくなるそばを。



近所の駅の構内にある立ち食いそば屋の天ぷらそばです。
店で食べる手打ちそばがおいしいのはもちろんですが、
たまに不思議と、立ち食いのそばを食べたくなるんです。
我が家は娘が小さいので、まだそばを与えておらず、
食べに行くのは、私が一人の時のひそかな楽しみ。
新そばの季節も、そのチャンスをうかがいます。

投稿時間:19:00 |  カテゴリ:キャスター | 固定リンク

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