2015年8月 7日

高校野球100年


土日祝日スポーツの向井一弘です。

高校野球の季節が、
今年はいつもと感じ方がちょっと違います。
100年という節目だからという訳でもありません。
スポーツのアナウンサーの仲間と喋っていても、何かが足りない。

スタンドの暑さ、土埃と涙、空気を震わす大応援、金属バットのきれいな高音etc。
夏を実感する要素が足りないのです。

実は…、

地区大会を含め1試合も高校野球放送を担当しなかったのは、
15年目で初めてなのです。
(おはよう日本スポーツコーナーに全力を尽くしています!)



毎年々々現場で見てきて、
憧れの目で追っていた選手たちが、
いつからか愛おしく見えてきて、自分の感じ方も変わってきています。
20代そこそこだった自分ももうすぐ40歳。
「あの時のあの試合をプレーした選手たちは、今どんな風に語り合っているのだろうか?」
と想像したりします。
きっと、20年経っても、40年経っても、
同じ試合の同じ話で盛り上がっているのではないかと思います。
いつか、話すたびに元気になる時間を過ごしたことが“一生の宝物だったのだ”と気付く。
その思い出の試合を伝える機会があるというのは、
スポーツアナウンサーの大きなやりがいです。
高校野球はそうやって毎年原点を確かめる機会でもあるのです。

夏の高校野球100年。
1年1年がそうした時間の積み重ねだと思うと、改めて重みを感じます。
今年は“見る専門”で、選手たちの晴れの舞台をたっぷりと目に焼き付けようと思います。

それではまた。

投稿時間:19:00 |  カテゴリ:キャスター | 固定リンク

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