2016年4月27日

2016年04月27日 (水)

熊本地震 自宅に帰れないということ   記者 牧原史英

 最初の震度7の地震から5日目の4月19日に熊本に入りました。
 熊本は私の初任地であり、大切な友人や取材でお世話になった方々が数多く住んでいます。
熊本に入る前に、熊本市内に住むある友人と話をしました。「家族は熊本市外に避難させたよ。自宅に居る時にまた地震が来て、もしものことがあったら後悔するから」。いつもは明るい友人の暗い声色に、事態の深刻さを改めて感じました。
 一連の地震は、普段、一番安心できるはずの「自宅」という場所の意味を変えたのだと感じます。「また大きな地震が来たらと思うと…」。その恐怖から、車中泊やテント泊、農業用ハウス泊などを余儀なくされる人たちに出会いました。この恐怖は、たとえ仮設住宅に入っても、賃貸住宅に入っても、すぐにぬぐえるものではないと思います。
 そんななかでも、日々の暮らしのために、仕事や学校などに向き合わなければなりません。すいかの収穫がピークを迎えていた農家は、住めなくなった自宅の庭にテントを張り、朝早くから農作業をしていました。心身を休める拠点がないまま、過ごす日々。その大変さはいかばかりかと思います。
 一刻も早い地震の終息を願います。そして、冒頭で紹介した友人とまた話をして、何が助けになるのか、じっくり聞こうと思っています。

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投稿者:番組スタッフ | 投稿時間:22:28 | カテゴリ:番組スタッフ | 固定リンク


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