2018年08月27日 (月)
高校生が贈る 支援コンサート 桑子真帆
震災から7年半近く経つ、宮城県名取市の閖上地区です。
こちら、日和山からの眺め。
もともとは住宅が建ち並んでいた地域です。
東日本大震災の翌年に植えられた桜の木は、私の背丈を越える高さにまで成長していました。
この地区に、この春から子供たちの声が戻って来ました。
閖上小中学校が開校したんです。
大きくて立派な校舎です。
校長の八森先生は「子どもたちの声を聞くと元気をもらう」と笑顔がこぼれていました。
8月27日、この学校で行われた演奏会を取材してきました。
演奏したのは、東京都立富士森高校の吹奏楽部の皆さん。
選曲やスケジュール調整はもちろん、バスや宿泊先の手配も全て部員たちで行っています。
震災の年から閖上に音楽を届け続けてきました。
「閖上の皆さんに音楽の素晴らしさと笑顔を届けたい!子どもたちに音楽やりたいなって思ってもらいたい!」と、
この日のために一生懸命練習してきました。
「復興支援」とふりかぶるのではなく、高校生ならではの発想で、でも心配りは大人顔負けの細やかさ。
演奏会本番、こどもたちの楽しげな様子が印象に残りました。
皆さんの奮闘ぶり、詳しくはこちらの「特集ダイジェスト」でご覧ください。 ※クリックすると記事が読めます。
投稿者:桑子真帆 | 投稿時間:17:07