2016年05月27日 (金)

オレは最強だ 佐々木彩

この言葉を自らに言い聞かせ、体現してきたあの選手が、
4カ月ぶりにコートに帰ってきました。
車いすテニスの国枝信吾選手。
ひじを手術していたことを明かし、ファンを驚かせてから3週間。
月曜から始まった国別対抗選手権に臨んでいます。

異変が起きたのは、不動の世界ランキング1位として臨んだ、去年のマスターズ。
決勝で敗れ4連覇を逃すと、9度目の優勝を狙ったことしの全豪オープンでまさかの初戦敗退。衝撃が走りました。
試合後は、「パラリンピックに向けて周囲がレベルを上げてきた」と話していた国枝選手。
改めて聞いてみると、去年の秋には痛みがあり、練習を詰めることができなかったと明かしてくれました。

国枝選手は、ロンドン大会の前にも、同じ場所を手術しています。
車いすとラケットを操る太い腕に、傷跡が残っていました。
復帰の大変さを経験したこともあり、ギリギリまで(麻酔をかけられるくらいまで!)、
手術が正しい決断なのかどうか、迷ったそうです。

ケガの悩み、そして、何より“勝ってほっとしたい”と思っていること。
気取らない世界王者は、驚くほど正直な言葉で、
私たちの気持ちをすっかりすがすがしいものに変えてしまいました。

世界ランキング7位の強敵と対戦した、復帰戦。
接戦を制して勝利で飾ったものの、反応や、チェアワークに課題を残しました。
「次も頑張ります!」去り際に手を振ってくれましたが、
その厚い背中には、まだまだこんなものじゃないという闘志がみなぎっていました。


再び「最強」のポジションへ。
リオまで、あと、4カ月です。

投稿者:佐々木彩 | 投稿時間:13:20


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