2016年05月12日 (木)

熊本地震の現場を取材して 伊藤海彦

リポーターの伊藤海彦です。
私が熊本に最初に入ったのは、最初の地震から5日後の19日でした。
完全に倒壊してしまっている家屋、揺れで傾き、今にも倒れてきそうな家屋などを
目の前にし、正直、言葉が出ませんでした。
避難所に行くと廊下まで人であふれ、駐車場にも多くの車中泊をする方々がいました。
中には生まれて間もない赤ちゃんと寄り添うようにして眠るお母さんもいました。
ただ、こうした状況の中にも関わらず、多くの方が私たちに話をしてくださいました。
しかも、皆、涙を流しながらです。
「家をすべて失ってしまった」「この避難生活がいつまで続くのか」
「同じ大学の人を助けることができなかった」
「仕事場が大きな被害を受けた くやしい」
その涙には、悲しみや不安、悔しさなど様々な感情が含まれていました。
一方で、「こういう状況だからこそ、みんなで協力しながら前向きに」という声も
聞かれました。
そうした方々の生の声をしっかりと聞き、今何が求められているのかを
伝えることこそが私たちの役割であると改めて感じました。

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熊本空港で働くスタッフが掲げたメッセージ

投稿者:伊藤海彦 | 投稿時間:22:47


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