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おしえて!防災せんせいアーカイブス

ゆうラジ にいがたゆうどきラジオ

おしえて!防災せんせいアーカイブス

放送日2020年2月28日

テーマ『その津波の情報、どう生かす?』

出演者紹介

高清水 康博

新潟大学
災害・復興科学研究所 准教授

高清水 康博
(たかしみず やすひろ)

専門分野
地層のでき方を調べています。過去の大津波のこん跡を探しています。
出身地
群馬県桐生市
好きなことば
一生懸命
今回紹介する内容に関する背景など

去年(令和元年)6月18日の夜、22時22分に新潟県と山形県の県境付近の沖合でマグニチュード6.7の大きな地震がありました。村上市で最大震度6強が観測され、新潟県と山形県では大きな被害が出ました。この地震では2分後の22時24分に気象庁から、山形、新潟、石川県の一部海岸に「津波注意報」が発表されました。ところで、皆さんどのように行動されましたか?

「その情報をどう生かす?」

大きな揺れ、すぐ避難。

具体的にどうする?

気象庁は、地震発生時に地震の規模と位置をすぐに決定し、それに基づいて沿岸で予想される津波の高さを推定しています。この情報は、津波注意報、津波警報、大津波警報として3分以内を目標に周知されます。
私たちがこれらの注意報、警報を知った場合は、すぐに自分のいる位置が海からどのくらい離れているのか、海面からどのくらい高いのかを考えます。海に近く、低い場所であれば、より高いところ、または鉄筋コンクリートなどでできている頑丈な建物の高い階へ避難します。長く考える時間はありません。よく判断できなければまずは避難しましょう。

防災せんせいからのメッセージ

以前の防災せんせいで紹介していますが、繰り返します。日本海側の沿岸地域には多くの海底活断層があります。例えば、私がちょっと資料を確認しただけでも新潟県の沖に20以上の海底活断層があります。実際には海底面下にもっとあるでしょう。一部の断層は陸上断層と連続していたり、海岸から数kmしか離れていません。このような断層が活動すると、大きな揺れの直後に津波が来ることもあるわけです。ご自身が海の近くにいた場合は、「大きな揺れ、すぐ避難」です。
1993年北海道南西沖地震の際に、奥尻島は活断層の直上にありますので、揺れとほぼ同時に津波に襲われました。奥尻島の対岸の渡島半島の沿岸でさえ5分後に8m程度の津波が来襲しています。1983年日本海中部地震の際には男鹿半島の先端の加茂青砂海岸でお昼ご飯を食べていた小学生が地震発生から7-9分後に津波に襲われています。1964年新潟地震では、村上市府屋で地震発生から6分後に津波が到達していた記録が残っています。「大きな揺れ、すぐ避難」です。

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