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『上中下越に佐渡(さぁ~ど~)ぞ!』新潟県聖籠町

  • 2023年01月30日

聖籠町

新潟県にある37の市区町村の魅力をお届けする『上中下越に佐渡(さぁ~ど~)ぞ!』。今回は聖籠町です。新潟市の隣に位置し、東港の海岸地帯には工業地帯が広がり、冬には弁天潟に白鳥が飛来します。

聖籠町の魅力は、なんといっても果物です。さくらんぼの収穫量は県内NO1。日本でもっとも古い産地のひとつと言われています。チューリップの切り花の出荷量は新潟県が全国1位ですが、そのオリジナルの品種の多くが聖籠町で生み出されているんです。

フルーツと花の最先端!

今回私たちが訪れたのは、新潟県のフルーツや花の品種の開発をしている園芸研究センターです。

この赤いいちご、ただのいちごではありません。…開発中で、まだ世の中に出ていない種類のいちごなんです! 
昭和60年以降、約30種類の品種がこの研究センターで誕生しました。

これらも研究センターで開発された品種

チューリップを開発!その名も…

研究センターではこんなチューリップも誕生しました。

その名もアルビレックス。「アルビレックス新潟」のチームカラーのオレンジにちなんで名づけられました。
ひとつのチューリップが品種として登録されるためには、なんと25年から30年もの年月がかかるんです。

小池さん
私が種とったものが30年後とかに品種になって、皆さんに見ていただけることになればとてもうれしいです。それがいちばんの楽しみです。

町のイメージキャラクター 緑丸

今回の放送を応援するために聖籠町のイメージキャラクター 緑丸が駆けつけてくれました!

緑丸(中央) 職員の森(左)と高橋(右 筆者) 

実は私たち、1年間「NHKにいがた」のTwitterで一緒に聖籠町のことを紹介していた仲なんです。

撮影の時は緑丸が越後姫を摘んできてくれました。

お腹のかごにはいちごがいっぱい!  緑丸 ありがとう!

越後姫を超える「いちご」を目指して

いま、園芸研究センターでは「越後姫」を超える新しいいちごを開発中なんです。
どうやって開発するのか簡単にご説明します。

まず500種類~1,000種類の新しい種を育てます。翌年、そこから選抜されるのが5種類~20種類。この選ばれた種を何年も栽培して、おいしさや育てやすさなどの条件をクリアした最後の1つが品種として登録されるそうです。多くのいちごは品種登録されるまでに10年以上の年月がかかっています。

いちごの研究を担当する千野さんにお話を伺いました。

千野さん
越後姫はジューシーでおいしく、県内で人気がありますが、果実がやわらかいので輸送の際に傷付きやすく、県外への出荷が少ないという現状があります。越後姫本来のおいしさを残しつつ、果実が硬く、輸送性を高めた新しい品種の開発を目指しています。

果物の町、聖籠町ではこれからいちご、6月にはさくらんぼ、秋にはぶどうも楽しめますのでぜひみなさんも足を運んでみてください。

聖籠町の町の由来⁉

町のイメージキャラクター緑丸…。
実は町の伝説に出てくる賢い鷹がモデルになっているんです!!
むかしむかし、百合若(ゆりわか)という若者が、戦の途中に嵐に遭い、島(現在の聖籠町)に流れつきます。百合若はそこで出会った鷹を「緑丸」と名付けかわいがります。百合若は「都に帰りたい、迎えに来てほしい」という手紙を緑丸に持たせ、都に飛ばしました。緑丸は見事手紙を届けて帰ってきましたが、疲れ果てて死んでしまいました。

今では聖籠町のイメージキャラクターとして活躍する二人

その後、緑丸のことを伝え聞いた徳の高いお坊さんが、緑丸の供養のためにお堂を建てて籠ります。いつしかそこが、“聖者が籠る山”で「聖籠山(せいろうやま)」と呼ばれるようになったんです。

聖籠山宝積院(町有形文化財)

それがそのまま「聖籠町」という町の由来になっているんです! 聖籠町の名前の秘密、お分かりになりましたか?  緑丸は「NHKにいがた」のTwitterにもまた登場予定なので、ぜひチェックしてみてください!
たくさんの果物と出会える 聖籠町に、さぁどうぞ!

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